第16回 議事要旨
- 更新日
日時:平成26年11月25日(火)14:30~16:00
場所:大田区大森西特別出張所
委員会開催状況写真
I.議事次第
- 開会(事務局)
- 委員の自己紹介(各委員)
- 座長選出(事務局)
- 事務局からの報告(事務局)
- 議題
- (1)内川水門の耐震・耐水対策について(東京都)
- (2)内川水門耐震補強工事の施工について(東京都)
- (3)その他、意見交換(各委員)
- 閉会(事務局)
- 配付資料
- 議事次第
- 座席表
- 委員名簿
- 内川流域連絡会の開催経緯(資料1)
- 内川水門の耐震・耐水対策について(資料2)
- 水門の耐震補強工事のお知らせ(資料3)
II.議事要旨
1.開会
事務局より開会の挨拶が行われ、配布資料の確認が行われました。
2.委員の自己紹介
3.座長選出
4.事務局からの報告
事務局より、内川の沿革と沿川の概要、今までに15回開催された内川流域連絡会のこれまでの経緯について説明が行われました。その中で、第15回の流域連絡会で内川水門の耐震補強工事について着工できなかったことが説明され、今年度に着工できるようになったと説明がありました。
5. 議題
(1)内川水門の耐震・耐水対策工事について
内川水門の耐震・対策工事について、資料2をもとに東京都が説明を行った。
・事業の目的、水門工事の概要及び修景の方法について説明
(質疑応答)
- Q.水門の電源が喪失した場合は、エンジンで駆動すると書いてあるが、これは、津波等で現場に人が行けない時にも遠隔で操作できるものなのか。
- A.緊急時に必要な水門の駆動としては門扉を閉めることになるが、これは現在でも自動的に行うようになっている。
- 開けることについては、今までは電源を喪失した場合は人力ということになっているが、今回の計画では、電源喪失の無いように分電盤の高所化と併せてエンジン駆動の巻上機で対応するようにする。
- Q.津波対策としては、津波が来る前に水門を閉められることが重要だということか。閉めることができれば、津波が内陸に入ってこないということで、開けるのは、津波が治まった後で良いということか。
- A.そのとおりである。
- Q.液状化の対策は考えているか。
- A.水門付近の地質調査の結果から、液状化は起こらないと判定されている。
(2)内川水門耐震補強工事の施工について
内川水門の耐震補強工事の施工について、資料3をもとに東京都が説明を行った。
・住民説明会用の資料を用いて、いつ頃からどのような工事を行うのかについて説明
(質疑応答)
- Q.内川に係留している船はどうなるのか。
- A.船の係留については、内川水門の外側に仮の係留施設を作り平成27年の1月中旬から下旬を目途に移動してもらう。
- Q.内川排水機場だが、水を引き込む所にヘドロが溜まっているがどうなのか。
- Q.しゅんせつは、水門の外側(海側)は図に示されているが、内側は示されていないが、どのようになるか。
- A.排水機場のヘドロのしゅんせつについては、水門の工事とは、切り離して考えている。
- Q.2週間に1度、水を循環させるのなら、しゅんせつも考えた方が良いと思う。また、ポンプを稼動して水を排出する時は、何らかの合図を考えているのか。
- A.具体的にどんな合図にするかは、まだ決めていませんが、排水するときは周知するための合図を考えている。
- Q.水門の改修は、開放水面全域を締め切って行うのではなく、水門の所だけを締め切れば良いのではないか。
- A.水門全体を取り替えるので、水門の操作ができなくなるため、水門がなくても海水を止める機能を保持しなければならない。このため、開放水面を締め切って工事をすることにした。
以上
記事ID:017-001-20240710-001963