第3回 横十間川底質関連対策検討会 要旨
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日時:平成16年3月26日(金) 15:00~17:30
場所:都庁内会議室
<議事要旨>
1.事務局からの説明
1)環境基準値を超過した原因について
底質ダイオキシン類の濃度が底質の環境基準値を超過し1,000pg-TEQ/g以下の範囲の汚染原因については異性体の構成等から、焼却、農薬等多様な排出源から環境中に出されたダイオキシン類が複合的に混合されて蓄積されたものであると推測される また、1,000pg-TEQ/g超過範囲のダイオキシン類は、堆積分布の状況や異性体の構成から、事故または不法投棄等の突発的な事象によって、排出されたと推測される。
2)横十間川における対策手法について
当面は1,000pg-TEQ/g超過範囲において、原位置固化処理を実施し、対策範囲全般の対策としては、横十間川の河道整備に合わせて掘削除去を行っていく。
3)現地調査について
魚におけるダイオキシン類の含有量調査と、横十間川への大雨時のダイオキシン類流入調査について今後実施していく。
4)その他
国土交通省から参加している委員から平成16年度に、横十間川を試験フィールドとして原位置固化処理の検討に活用したいとの発言があり、今後、国土交通省と東京都で協議していくこととした。
以上、事務局から説明し、了承された。
2.委員からの主な意見
- 原位置固化処理の選定理由を明確にするべきである。
- 原位置固化処理工事を行うのであれば、工事着手前に室内試験を行い、工事の精度を高めるべきである。
お問い合わせ
河川部計画課環境計画担当係
03-5320-5425
記事ID:017-001-20240710-002137