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都では、台風や集中豪雨による水害から都民の命と暮らしを守るため、改修を必要とする46河川、324㎞において、1時間あたり50ミリの降雨により生じる洪水に対して安全を確保することを目標として、川幅を広げるなどの河道整備を基本とし、調節池等の整備を組み合わせるなど、早期の安全性向上を図ってきました。
さらに、時間50ミリを大きく超える豪雨に伴う浸水被害の発生を受け、「中小河川における都の整備方針~今後の治水対策~」(平成24年11月)において、目標整備水準を年超過確率1/20※に設定し、豪雨対策基本方針で選定された対策強化流域(10流域)を中心に水害に対する安全性を早期に向上できるように努めています。
今後は、気候変動に伴う降雨量の増加により風水害リスクの高まりが懸念されることから、「気候変動を踏まえた河川施設のあり方」(令和5年12月)を策定し、目標整備水準を「気候変動を踏まえた年超過確率1/20の規模の降雨」に引き上げ、優先度を考慮しながら水害対策の強化を図っていきます。
- 「年超過確率1/20」とは、毎年、1年間にその規模を超える降雨が発生する確率が1/20(5%)であることを示しています。
具体的な対策内容については、以下の詳細をご覧ください。
東京都の河川整備 大雨への準備
東京都で実施している洪水対策をわかりやすく解説したパンフレットです。大雨への準備がどのように行われているのか、どのようなことに気を付けたらいいのかなど、子どもから大人まで学べる一冊です。
ページ最後には調べたい内容をリンク集としてまとめたQRコードもあります。また、リンクページにはこちらからもアクセスできます。
洪水対策のはなし
本冊子は、東京都の洪水対策を「できる限り簡単に、わかりやすく解説できないか」と作成したものです。各施設の役割やその効果、広報やイベントの紹介、水害に関する情報入手先などをまとめています。
豪雨災害を防止・軽減するために東京都が取り組んでいる対策について紹介していますので、ぜひご覧ください。
- 印刷用データ(A4横)は、こちら(6,110KB)からダウンロードをお願いします。
河道整備
主に区部を流れる神田川や石神井川、白子川、多摩地域を流れる空堀川、鶴見川、谷地川など都内46河川、324kmにおいて、川幅を広げたり(河道拡幅)、河床を掘り下げる(河床掘削)などの河道整備を進めています。
整備にあたっては、治水面の安全性の向上とあわせて、管理用通路を緑豊かな遊歩道として整備し、川沿いにスペースがある箇所では、緩やかな傾斜の護岸を整備するなど、人々が水辺に近づける工夫をするとともに、動植物の生息・生育環境などにも配慮した川づくりに努めています。
中小河川における都の整備方針
時間50ミリを大きく超える豪雨に伴う浸水被害の発生を受け、「中小河川における都の整備方針~今後の治水対策~」(平成24年11月)において、目標整備水準を年超過確率1/20※に設定し、豪雨対策基本方針で選定された対策強化流域(10流域)を中心に水害に対する安全性を早期に向上できるように努めています。
- 「年超過確率1/20」とは、毎年、1年間にその規模を超える降雨が発生する確率が1/20(5%)であることを示しています。
気候変動を踏まえた河川施設のあり方
気候変動に伴う降雨量の増加により風水害リスクの高まりが懸念されることから、「気候変動を踏まえた河川施設のあり方」(令和5年12月)を策定し、目標整備水準を「気候変動を踏まえた年超過確率1/20の規模の降雨」に引き上げ、優先度を考慮しながら水害対策の強化を図っていくこととしました。
豪雨対策基本方針
東京都では、河川や下水道の整備、貯留浸透施設の設置等の取組を定め、総合的な治水対策を推進するため、平成19年8月に「東京都豪雨対策基本方針」を公表し、平成26年6月に「東京都豪雨対策基本方針(改定)」が策定されました。
さらに、今後、気候変動による豪雨の更なる激甚化・頻発化や被害の拡大が懸念されていることから、将来の気候変動の影響を踏まえた東京都における今後の豪雨対策について検討を行い、令和5年12月に「東京都豪雨対策基本方針(改定)」が策定されました。
河川整備計画
都管理河川において、「河川整備基本方針(二級河川)」、「河川整備計画(一級・二級河川)」を順次策定しております。
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