第8回 横十間川底質関連対策検討会 要旨
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日時:平成23年3月9日(水) 10:00~11:50
場所:都庁内会議室
<議事要旨>
1.事務局からの説明
1)固化体本体の性状確認について
- これまで5年間のモニタリングの確認のため、平成23年度に現地の底質固化体からコア抜きして試料を採取し、一軸圧縮試験と振とう溶出試験を行い、底質固化体の性状を確認する。
2)河川整備における留意点について
- 暫定対策として固化体の一時保管を選択した場合の対策案毎の作業工程と環境対策として必要な留意点について説明した。
- 施工上の全般的な対策として、主に水質監視、汚濁防止膜の設置、排水処理を行う。
- 切断や移動に際しては、微粒子の飛散、流出の防止に留意することとともに、一時保管中に底質固化体から微粒子の流出が発生しないように留意し、必要な対策を講じることとした。
- 排水処理については、ダイオキシン類は凝集沈殿処理で対応できると考えられる。
3)今後の予定
- 平成23年度に現地の底質固化体からコア抜きの調査を実施する。
- 対策案は、平成23年度の調査結果を勘案し選定する。
- 施工にあたっては、本検討会で取りまとめた留意点を踏まえて施工計画を作成し、事前に委員の了承を得ることとする。
以上、事務局から説明し、了承された。
2.委員からの主な意見
- 平成23年度調査及びその後のモニタリング結果については、検討会の委員に報告頂きたい。
- 施工計画のうち汚濁防止膜の設置方法等については、舟運を考慮して地元区と調整を図りながら検討して頂きたい。
お問い合わせ
河川部計画課環境計画担当係
03-5320-5425
記事ID:017-001-20240710-002142