周遊道路の維持管理
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道路の保守管理
奥多摩出張所では、道路巡回パトロールや道路清掃、冬季の除雪、台風や大雨等による斜面崩壊や倒木といった災害対応など、車両が安全に走行できるよう、日々道路管理に努めています。
道路巡回パトロール
道路清掃
除雪対応
災害対応
路面補修
利用者の方々が奥多摩周遊道路をより快適に走行できるよう、計画的に路面補修工事を実施しています。冬期間は気温の低下や積雪に伴い地盤が凍結することで地盤が隆起し路面にひび割れ等が発生しやすいため、定期的な維持管理が必要となります。
斜面災害対策
奥多摩周遊道路は全線が山岳道路であり、道路に隣接する斜面を多くかかえています。この厳しい自然環境により、過去土砂崩落や落石等の災害を経験してきました。そのため、老朽化したモルタル斜面対策や落石等の危険度の高い法面から優先的に道路災害防除事業を実施し利用者の安全を守っています。
現場吹付法枠工+ロックボルト工
既存斜面の前面に鉄筋を網目状に配列し、その上からモルタル材を吹付ける工法です。また、法枠の交点にはロックボルト(鉄筋)を挿入し、既設斜面と密着させることで崩壊を防止しています。
短繊維混入モルタル吹付工
既設モルタル面にロックボルト(鉄筋)及びせん断ボルトを設置し、短繊維(ビニロン繊維)を混合したモルタル材を既存モルタル斜面の上から重ねて吹き付ける工法です。
ポケット式落石防止網工
斜面前面にひし形金網を設置し、斜面上部からの落石を捕捉します。
ロープ掛工及びロープ伏工
斜面内に存在する大きな転石や露岩を金属製のワイヤーで固定することにより、落石を予防します。
記事ID:017-001-20240710-002936