渋谷川・古川の現状と課題
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渋谷川・古川は、かつては水量も豊かで水車や舟運に利用され、人々の生活に密着した川でした。
現在は、都市化の影響を受けて、都市型水害の問題や、ビルや家屋が川岸まで密集するなどの課題を抱えています。
現状
渋谷川
- 川の状況
- [1]深くて水辺に近寄れない
- [2]水質が良くない・臭気がある
- [3]普段の水が少ない
- [4]コンクリートがむきだしである
- [5]魚が少ない
- 沿川の状況
- [1]川沿いに歩けない
- [2]川を見るポイントが橋だけである
- [3]緑が少ない
- [4]ビルに囲まれていて川が暗い
- [5]建物が川に背を向けている
- 川と人とのかかわり
- [1]子供たちが安心して遊べる川になっていない
- [2]川を利用したまちのにぎわいがなくなった
- [3]人々のくらしと川の関係がなくなった
- [4]ゴミが捨てられている
古川
- 川の状況
- [1]深くて水辺に近寄れない
- [2]水質が良くない・臭気がある
- [3]護岸の老朽化が進んでいる
- [4]洪水時に水かさが増し、水害が心配である
- 沿川の状況
- [1]川沿いに歩けない
- [2]川を見るポイントが橋だけである
- [3]緑が少ない
- [4]高速道路に囲まれていて川が暗い
- [5]建物が川に背を向けている
- 川と人とのかかわり
- [1]子供たちが安心して遊べる川になっていない
- [2]川を利用したまちのにぎわいがなくなった
- [3]人々のくらしと川の関係がなくなった
- [4]ゴミが捨てられている
- [5]親水テラス等に自転車等が放置されている
課題
- 安全な川となっていない
- 渋谷川は護岸の改修工事をほぼ終えているが、
- 古川は護岸の老朽化が進み、洪水時には溢水の恐れもあるなど、安全な状況になっていない。
- 川に近づけない
- 沿川には建物が連なっているため、川に接する場所が橋などに限られる。
- また、川が深く、護岸が急勾配であるため、水辺に近づくことができず、人々が川に親しむことが難しい状況にある。
- 自然やうるおいが感じられない
- 沿川には緑が少なく、渋谷川ではコンクリートがむき出しの川になっている。
- また普段の水量が少ないことから、感潮部を除くと魚などの生き物が少なく、川のうるおいが感じられない状況にある。
- 川とまちのかかわりが薄い
- 沿川には建物が連なっているが、建物は川に背を向け、川沿いに通路もほとんどない。
- 川とまちが分離され、かかわりの薄い状況がゴミ等の投棄を生じ、悪循環の関係にある。
記事ID:017-001-20240710-001993