谷沢川及び丸子川流域
- 更新日
本ページでは、谷沢川流域及び丸子川流域の整備目標や内容等について紹介しています。目的に応じて以下の項目を選択してください。
谷沢川及び丸子川流域の概要
谷沢川は、世田谷区桜岡付近に源を発し、上用賀、等々力など世田谷区南東部を南へ流下し、多摩川左岸に合流する一級河川です。
丸子川は、大蔵住宅と東名高速道路下の湧水に源を発し、国分寺外線に沿って多摩川と平行に流下し、世田谷区等々力付近で谷沢川と合流の上、丸子橋上流で多摩川左岸に合流する一級河川です。
丸子川は、大蔵住宅と東名高速道路下の湧水に源を発し、国分寺外線に沿って多摩川と平行に流下し、世田谷区等々力付近で谷沢川と合流の上、丸子橋上流で多摩川左岸に合流する一級河川です。
谷沢川 | 丸子川 | |
流域面積 | 5.30km2 | 6.42km2 |
延長 | 3.70km | 7.27km |
過去の水害
谷沢川及び丸子川流域では、昭和33年の台風22号(狩野川台風)や昭和41年の台風4号などで広範囲に浸水被害が生じています。
そのほか主な水害
・昭和51年9月 台風17号
・昭和56年7月 集中豪雨
・平成25年7月 集中豪雨
過去の水害に関する詳細は以下をご参照ください。
○過去の水害記録~浸水実績図~
そのほか主な水害
・昭和51年9月 台風17号
・昭和56年7月 集中豪雨
・平成25年7月 集中豪雨
過去の水害に関する詳細は以下をご参照ください。
○過去の水害記録~浸水実績図~
整備目標・内容
谷沢川及び丸子川流域は、さまざまな都市機能が集積する首都東京を支える基盤として、洪水などの災害から都民の生命や財産などを守る大きな役割を担っています。
洪水対策
谷沢川流域では、現況河川の状況や周辺環境に配慮し、河道の早期完成を図るとともに、分水路整備とあわせて年超過確率1/20規模(1時間あたり75mm)の降雨に対応することを目標としています。
丸子川流域では、適切な維持管理により、河道の現況機能を確保することを目標としています。
丸子川流域では、適切な維持管理により、河道の現況機能を確保することを目標としています。
河道改修
流下能力の不足する矢川橋上流及び中流部の一部区間については、河床掘削や護岸整備等の河道回収を行い、流下能力の向上を図っていきます。
調節池
谷沢川流域では、1時間75mm規模の降雨に対応するため、向大橋付近において、本川からの取水及び下水道雨水幹線等からの取水を行い、全流域の半分以上を占める上流域の流量を最下流までバイパスさせる分水路整備を行っています。
河川環境の整備
谷沢川においては、矢川橋上流の落差を小さくすることにより生物の移動を容易にし、等々力渓谷に続く河川として護岸・河床には景観に配慮した資材を使用するなど、周辺の景観と調和の取れた整備を行っていきます。
丸子川においては、老朽化の著しい箇所の補修等を実施するとともに緑化を図ります。
丸子川においては、老朽化の著しい箇所の補修等を実施するとともに緑化を図ります。
整備状況
現在、谷沢川流域では、分水路整備(Y3)を実施しています。今後、河道改修(Y1及びY2)についても実施していきます。
河川の安全度達成率・護岸整備率
谷沢川、丸子川では、河道改修等を着実に推進し、令和3年度末時点の「河川の安全度達成率」及び「護岸整備率」はそれぞれ以下の通りとなっています。
※1 河川の目標整備水準に対応する対策(調節池や護岸整備、河床掘削など)の達成度を表す指標
※2 護岸整備が必要な延長に対する整備済み延長の割合
谷沢川 | 丸子川 | |
河川の安全度達成率※1 | 39% | 100% |
護岸整備率※2 | 32% | 0% |
※2 護岸整備が必要な延長に対する整備済み延長の割合
河川整備計画
谷沢川及び丸子川流域における整備の現状や詳細については、「河川整備計画」をご参照ください。
お問い合わせ
東京都 建設局 河川部 計画課 総合治水河川担当
電話:03-5320-5415
電話:03-5320-5415
記事ID:017-001-20240710-001808