浅川圏域
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本ページでは、浅川圏域の整備目標や内容等について紹介しています。目的に応じて以下の項目を選択してください。
浅川圏域の概要
浅川圏域は、浅川流域の13河川(浅川・醍醐川・山入川・小津川・城山川・大沢川・御霊谷川・南浅川・案内側・川口川・山田川・湯殿川・兵衛川)と多摩川に合流している谷地川・程久保川の計15河川の流域のことをいいます。
浅川(元木橋付近)
浅川圏域概要
浅川圏域概要図
過去の水害
増水時の南浅川の様子(平成20年8月)
浅川圏域の主な水害状況一覧(平成15年度末時点)
発生年月日 | 水害名 | 河川名 | 総雨量(mm) | 時間雨量(mm/hr) | 浸水面積(ha) | 浸水家屋(棟) |
S49.8.31 ~ S49.9.1 |
台風16号 | 浅川 | 204.5 | 22.5 | 15.0 | 78 |
大沢川 | 3.0 | 63 | ||||
城山川 | 1.1 | 39 | ||||
湯殿川 | 0.6 | 35 | ||||
南浅川 | 0.3 | 22 | ||||
谷地川 | 0.7 | 21 | ||||
S50.6.10 | 集中豪雨 | 浅川 | 134 | 32.5 | 10.0 | 69 |
程久保川 | 0.3 | 8 | ||||
S52.7.6 | 集中豪雨 | 山田川 | 55 | 47 | 11.3 | 249 |
兵衛川 | 0.2 | 2 | ||||
南浅川 | 0.4 | 7 | ||||
湯殿川 | 1.3 | 33 | ||||
S53.7.11 | 集中豪雨 | 浅川 | 45 | 28 | 17.1 | 258 |
程久保川 | 3.4 | 98 | ||||
S54.10.19 | 台風20号 | 南浅川 | 162 | 26 | 0.3 | 11 |
S57.9.12 | 台風18号 | 浅川 | 174 | 35 | 0.1 | 4 |
H9.8.23 | 集中豪雨 | 南浅川 | 81 | 30 | 0.19 | 7 |
山田川 | 0.1 | 1 | ||||
湯殿川 | 0.16 | 18 | ||||
H10.7.30 | 集中豪雨 | 谷地川 | 103 | 62 | 0.31 | 19 |
川口川 | 0.12 | 6 | ||||
H10.8.28 | 集中豪雨 | 南浅川 | 180 | 42 | 0.01 | 1 |
山田川 | 0.01 | 1 | ||||
湯殿川 | 0.01 | 1 | ||||
谷地川 | 0.27 | 19 | ||||
川口川 | 0.12 | 3 | ||||
H10.9.25 | 台風5号 | 谷地川 | 57 | 26 | 0.02 | 1 |
H11.8.14 | 熱帯低気圧 | 浅川 | 345 | 44 | 0.04 | 12 |
南浅川 | 0.01 | 4 | ||||
大沢川 | 0.01 | 4 | ||||
城山川 | 0.0 | 1 | ||||
兵衛川 | 0.1 | 1 | ||||
湯殿川 | 0.01 | 4 | ||||
谷地川 | 0.11 | 32 | ||||
川口川 | 0.14 | 13 | ||||
H12.9.11 | 集中豪雨 | 浅川 | 104 | 20 | 0.13 | 9 |
H12.916 | 集中豪雨 | 浅川 | 124 | 39 | 0.08 | 3 |
H13.7.25 | 集中豪雨 | 南浅川 | 30 | 25 | 0.03 | 4 |
H14.9.9 | 集中豪雨 | 浅川 | 48 | 24 | 0.19 | 18 |
川口川 | 0.21 | 12 | ||||
谷地川 | 0.05 | 4 | ||||
大沢川 | 0.02 | 2 | ||||
H15.8.15 | 集中豪雨 | 山田川 | 112 | 15 | - | - |
整備目標・内容
浅川圏域は豊かな自然環境が残る山地地域と、市街化が急速に進行している丘陵地域、既に市街化されている平地地域に大きく分けられます。このような地域特性から、様々都市機能が集積する首都東京を支える基盤として、洪水などの災害から都民の生命や財産などを守る役割を担っています。
また、各々の河川がそれぞれの地域に活きた親しめる川として地域の人々との協力を通して、魅力ある川づくりが求められています。
また、各々の河川がそれぞれの地域に活きた親しめる川として地域の人々との協力を通して、魅力ある川づくりが求められています。
合流点における計画流量
洪水対策
浅川圏域では、平地地域及び丘陵地域を流れる河川について、1時間あたり50mm規模の降雨に対応することを目標としています。
洪水対策として主に(1)築堤、(2)河道拡幅、(3)河床掘削等の整備を行い、各河川の計画流量の確保を目指します。
豊かな自然が残る山地地域を流れる河川については、現況の自然環境の保全に努めるとともに、必要に応じた適切な維持管理や災害対応等を実施し、治水上の安全を確保することを目標としています。
洪水対策として主に(1)築堤、(2)河道拡幅、(3)河床掘削等の整備を行い、各河川の計画流量の確保を目指します。
豊かな自然が残る山地地域を流れる河川については、現況の自然環境の保全に努めるとともに、必要に応じた適切な維持管理や災害対応等を実施し、治水上の安全を確保することを目標としています。
河道整備事例
河川環境の整備
生物の生息や生育の場を保全・確保するために、河床部における澪筋の整備、湾曲部における瀬や淵の形成、落差工における生物往来機能の確保、植生により木陰や水際植生の創出などについて配慮した整備を行います。
整備状況
現在、以下の箇所で事業を行っています。
整備状況図
河川の安全度達成率・護岸整備率
浅川圏域では、護岸等の整備を着実に推進し、令和3年度末時点の「河川の安全度達成率」及び「護岸整備率」はそれぞれ以下の通りとなっています。
※1 河川の目標整備水準に対応する対策(調節池や護岸整備、河床掘削など)の達成度を表す指標
※2 護岸整備が必要な延長に対する整備済み延長の割合
浅川 | 城山川 | 大沢川 | 御霊谷川 | 南浅川 | 川口川 | 山田川 | 湯殿川 | 兵衛川 | 谷地川 | 程久保川 | |
河川の安全度達成率※1 | 44% | 75% | 68% | 50% | 37% | 77% | 72% | 95% | 99% | 87% | 100% |
護岸整備率※2 | 10% | 60% | 48% | 0% | 0% | 63% | 53% | 91% | 99% | 79% | 100% |
※2 護岸整備が必要な延長に対する整備済み延長の割合
河川整備計画
お問い合わせ
東京都 建設局 河川部 計画課 総合治水河川担当
電話:03-5320-5415
電話:03-5320-5415
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