渋谷川・古川の河川再生
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渋谷川・古川では、治水面の安全性を確保しながら、かつてのような、川を中心とした都市のにぎわいと人々にうるおいとやすらぎをもたらす川に再生していくことを目指しています。
そこで、今後の渋谷川・古川の整備に当たって、基本理念等を作成し、渋谷川・古川河川再生計画を平成12年に策定しました。
基本理念
「都市のにぎわいと人々にうるおいとやすらぎをもたらす渋谷川・古川の再生」
河川再生の基本方針
基本理念を実現するための、4つの整備方針です。
- 人々が近づきふれあう川
- a.川に親しみ、楽しめるような川の整備を図る。
- b.子供や高齢者も水辺に近づける工夫をする。
- 自然が感じられる魅力的な川
- a.うるおいが感じられる川にする。
- b.生物の生息に配慮した川を目指す。
- まちの顔となる川
- a.まちを活性化させる川の整備を考える。
- b.川に顔を向けたまちづくりを誘導する。
- 安全な川
- a.1時間50ミリ程度の降雨に対応した河川の整備を行う。
- b.将来的には、流域全体で概ね50年から100年に1回程度の確率で発生する降雨に対応できるよう治水水準の向上を図り、都民が安心して生活できる川をめざしていく。
整備イメージ
渋谷川・古川沿いには、商業地域、公園、JR・地下鉄の駅周辺など人が集まる場所、首都高速道路が覆っている場所、閑静な住宅地、舟運が盛んな場所などがあります。
このため、川の再生を考えるにあたり、地域の特性を生かすため、渋谷川・古川を7つのゾーンに分けて考えています。また、各地域の特性に応じた拠点整備のイメージを作成しています。
渋谷川・古川ゾーニング図
拠点整備イメージ図
- 以下の図は、再生計画を策定するに当たっての懇談会における様々な意見をイメージ化したものです。
- 各図をクリックすると、大きいイメージの図が表示されます。
記事ID:017-001-20240710-001996