第5回・現地視察
- 更新日
開催日時 平成20年6月9日(月)13:25~16:20
視察場所 神谷三丁目・神谷三丁目南地区(北区)
新田橋~新神谷橋左岸地区(足立区)
千住桜木二丁目地区(足立区)
白鬚東地区(墨田区)
平成20年6月9日(月)に第5回隅田川(白鬚橋上流)流域連絡会の現地視察会を行いました。
都民委員8名、行政委員9名が出席し、整備検討モデル地区の視察を行い整備イメージ図作成のための情報収集、現状の確認、意見交換が行われました。
視察概要
整備検討モデル地区について
前回(第4回)隅田川(白鬚橋上流)流域連絡会において事務局より提案され了承された下図に示す4箇所の整備検討モデル地区を視察しました。
整備検討モデル地区の概要
整備検討モデル地区の概要
現地では事務局より地区の概要、整備方針等の説明を行い、都民委員の皆様と意見交換を行いました。
[1]神谷三丁目・神谷三丁目南地区
- 新神谷橋下流のスーパー堤防は完成済みで、神谷三丁目南地区のスーパー堤防についても平成20年3月に完成しました。
- 新神谷橋を挟んで完成しているスーパー堤防を繋ぐテラス整備を先行して行うと共に、新神谷橋(管理通路)からのアプローチにより、利便性の向上が期待できます。
- 背後地の制約上、スーパー堤防の整備が困難であるため、現存する防潮堤を残した整備となります。
- 根固め工事が終了しているため、当区間の根固め部は新たな根固整備は出来ません。
現地視察風景
[2]新田橋~新神谷橋左岸地区
- 隅田川において自然砂洲が出来る所は殆ど無いため、当地区ではこの砂洲を生かした整備を行いたい。
- 背後地に学校等教育施設があることから、当地区は教育の場として利用できる環境教育利用型の整備を行いたい。
- 根固め部分(テラス)は現在の防潮堤から7.5mの幅となり、背後地にある通路の高さは現状維持となります。
- 背後地の制約上、スーパー堤防整備は難しい。
現地視察風景
[3]千住桜木二丁目地区
- 昔は水面の見える貯木場でしたが、背後地に小学校があるため安全性を考慮し平成10年に埋め立てられた場所です。
- 背後地に帝京科学大学が建設予定であり、また小学校(下流地域)もあることから、新田橋~新神谷橋左岸地区と同様に教育の場として利用できる環境教育利用型の整備を行いたい。
- テラス整備延長150mの内、100m区間が大学建設と連携してスーパー堤防を整備する計画であり、水を引き込むことが可能な地区となっています。
現地視察風景
[4]白鬚東地区
- ホームレスの方々の仮小屋が問題となっているが、近年、その数が減少してきています。
- 1日に8回、警備員がテラスを巡回してホームレスの新規流入の防止を図っています。
- 現在、ホームレスの新規流入防止策としてバリケードを張っています。
現地視察風景
- 事務局では、今後も委員の皆様のご要望を伺いながら、説明と意見交換を進めていきたいと考えております。次回は、7月中に実施する予定です。
記事ID:017-001-20240710-002110