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平成16年の「水涸れ」に関する私たち流域連絡会の見解です。

更新日

 湧水のみを水源とする野川は今、かつてないほどの水涸れになっています。川にすんでいた生き物たちは壊滅的な影響を受けています。清流の野川は、多くの人々に愛されてきましたが、水のない野川は何とも悲しい姿です。
 野川を甦らせることは多くの市民の悲願であり、この異常事態に対し何らかの対策をとる必要があることを広く知っていただくため、ここに意見表明をします。

 水涸れの原因は一つではありません。様々な原因が複合的に係わって水涸れに至っています。
今年の降雨量が少ないということだけでなく、流域の市街化に伴い雨水が地下に浸透する区域が減少したこと、用水の通水を停止したことや地下水汲み上げの影響などが考えられます。

 市民と行政が協力してできることから行動しましょう!
 緊急にできることは限られていますが、市民は節水に努めつつ、過去の水涸れ情報を集めたり、今年の水涸れを写真等で記録しましょう。また屋根や庭に降った雨を地下に戻すように努めましょう。行政は水涸れ原因の究明を緊急に進め、何らかの対策についての検討を進めましょう。

 今後、幅広く渇水で何が起きているのかの情報を集め、野川流域連絡会等で議論を交わし、対策につなげたいと考えています。

【水涸れ状況調査図】
記事ID:017-001-20240710-001951