神田川上流懇談会議事録 第6回(通算37回)
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開催日時 平成28年11月9日(水)14:00~15:00
開催場所 善福寺川取水施設会議室
平成28年11月9日(水)午後2時より、善福寺川取水施設において第五期第6回の神田川上流懇談会が開催されました。当日は、懇談会ニュース(36号)の確認と第5回懇談会で質問のありました千川上水合流部の堆積土砂についての報告事項と第五期神田川上流懇談会の成果、第六期神田川上流懇談会委員の募集についての説明があり、その後意見交換等が行われ、最後に座長の挨拶がありました。
■「千川上水合流部の堆積土砂」について、事務局より以下の説明がありました。
前回の懇談会で質問のあった千川上水の合流部の状況について資料を基に説明します。千川上水吐き出し口の状況ですが、資料の全景写真の右側が池で左側が善福寺川になっており、黄色の矢印は、千川上水が流れ込んでいる状況になっています。赤い点線に沿って、右側の部分に、土砂が堆積しています。
千川上水は、途中で練馬区と杉並区の2系統に分かれています。練馬区側を第四建設事務所が管理しており、現在、千川上水の補強工事を実施しているため、全ての千川上水が善福寺川に入っています。このことによる水量の増加と経年による土砂の堆積と思われます。
現状では、この土砂の堆積によって洪水になる心配はないと思いますが、このまま放置すると陸地部分に、草が生えることも考えられるため、第三建設事務所では、東部公園緑地事務所と、ここの土砂撤去について、どのように処理するか協議していきたいと思います。基本的には、全量ではないにしても、浚渫をする必要があると事務所では考えています。
千川上水は、途中で練馬区と杉並区の2系統に分かれています。練馬区側を第四建設事務所が管理しており、現在、千川上水の補強工事を実施しているため、全ての千川上水が善福寺川に入っています。このことによる水量の増加と経年による土砂の堆積と思われます。
現状では、この土砂の堆積によって洪水になる心配はないと思いますが、このまま放置すると陸地部分に、草が生えることも考えられるため、第三建設事務所では、東部公園緑地事務所と、ここの土砂撤去について、どのように処理するか協議していきたいと思います。基本的には、全量ではないにしても、浚渫をする必要があると事務所では考えています。
■「第五期神田川上流懇談会の成果」について、事務局より以下の説明がありました。
神田川上流懇談会の活動成果は、活動記録としてまとめております。後半は懇談会のニュースの掲載になっておりますので、前半部分の19九ページまでを説明します。
表紙ですが、これは第5回の上流懇談会で撮影した都民委員の方の集合写真です。2ページに神田川上流懇談会の活動の目的と概要が記されており、第一期から第五期までの活動期間と、第五期上流懇談会の開催概要を記しています。3ページが設置要綱、4ページが運営要領になっており、5ページが委員の名簿になっています。
6ページより第1回上流懇談会の内容を記しています。懇談会ニュースと重複しておりますが、内容を青字で書いてあります。第1回については、東野第三建設事務所長のあいさつから始まり、座長、副座長の選出、要綱、運営要領の承認、第三建設事務所の事業概要と上流懇談会の活動計画を説明しました。
神田川流域の整備計画の変更については、河川部が説明しました。その下から次のページにかけては、配布した資料、懇談会の様子等の写真、最後に都民委員からの質問や事務局等の回答や説明という形式で第2回から第6回までの上流懇談会の概要を掲載しています。
8・9ページが、第2回上流懇談会で、内容は平成27年度の事業予定、神田川水防情報の提供となっております。10・11ページが第3回上流懇談会で、この回は前半に現場視察を行い、妙正寺川で施工している「201-2」の工事現場と完成している鷺宮調節池を視察しました。その後の懇談会では、神田川の環状七号線地下調節池を延長していく事業の説明と10月に実施した神田川の現場見学会の案を提示しました。
12・13ページは、第4回上流懇談会で、前半が現場の視察で善福寺川八幡橋上流の「103-2」の工事現場と和田堀第六号調整池を視察しました。後半の懇談会では、総合治水対策について河川部からの説明と第3回上流懇談会にも提示した神田川現場見学会案を提示しました。
14・15ページは第5回上流懇談会で、人事異動で座長が宮崎座長に交代になりました。平成28年度の事業予定と神田川の今後の整備について河川部から説明がありました。また、現場見学会の最終案として、大体の移動を含めてポイントを説明しました。
次が16・17ページで。今回の上流懇談会の議事録を掲載することになっております。さらに18・19ページに10月に行った現場見学会のルートマップと見学した主な場所、集合写真を掲載しています。20ページ以降は、内容的には前半の内容と重複するものがありますが、上流懇談会ニュースを成果として掲載しています。
表紙ですが、これは第5回の上流懇談会で撮影した都民委員の方の集合写真です。2ページに神田川上流懇談会の活動の目的と概要が記されており、第一期から第五期までの活動期間と、第五期上流懇談会の開催概要を記しています。3ページが設置要綱、4ページが運営要領になっており、5ページが委員の名簿になっています。
6ページより第1回上流懇談会の内容を記しています。懇談会ニュースと重複しておりますが、内容を青字で書いてあります。第1回については、東野第三建設事務所長のあいさつから始まり、座長、副座長の選出、要綱、運営要領の承認、第三建設事務所の事業概要と上流懇談会の活動計画を説明しました。
神田川流域の整備計画の変更については、河川部が説明しました。その下から次のページにかけては、配布した資料、懇談会の様子等の写真、最後に都民委員からの質問や事務局等の回答や説明という形式で第2回から第6回までの上流懇談会の概要を掲載しています。
8・9ページが、第2回上流懇談会で、内容は平成27年度の事業予定、神田川水防情報の提供となっております。10・11ページが第3回上流懇談会で、この回は前半に現場視察を行い、妙正寺川で施工している「201-2」の工事現場と完成している鷺宮調節池を視察しました。その後の懇談会では、神田川の環状七号線地下調節池を延長していく事業の説明と10月に実施した神田川の現場見学会の案を提示しました。
12・13ページは、第4回上流懇談会で、前半が現場の視察で善福寺川八幡橋上流の「103-2」の工事現場と和田堀第六号調整池を視察しました。後半の懇談会では、総合治水対策について河川部からの説明と第3回上流懇談会にも提示した神田川現場見学会案を提示しました。
14・15ページは第5回上流懇談会で、人事異動で座長が宮崎座長に交代になりました。平成28年度の事業予定と神田川の今後の整備について河川部から説明がありました。また、現場見学会の最終案として、大体の移動を含めてポイントを説明しました。
次が16・17ページで。今回の上流懇談会の議事録を掲載することになっております。さらに18・19ページに10月に行った現場見学会のルートマップと見学した主な場所、集合写真を掲載しています。20ページ以降は、内容的には前半の内容と重複するものがありますが、上流懇談会ニュースを成果として掲載しています。
■続いて、「第六期神田川上流懇談会委員の募集」について、事務局より以下の説明がありました。
第六期上流懇談会委員の募集については、新宿、中野、文京、杉並、豊島、武蔵野、三鷹の5区2市にお願いしており、12月1日から10日までの間に公報に募集内容が掲載されます。東京都の建設局のホームページにも同じ内容で掲載することになっています。
公報等の掲載文は、内容的には前回のものとほとんど同じもので「東京都及び流域の5区2市(新宿区、中野区、文京区、杉並区、豊島区、武蔵野市、三鷹市)では江戸川橋から上流の神田川について、情報や意見の交換を行うために委員を募集します」となっています。募集委員の対象、人数についても同様になっています。
掲載後、委員を希望する方が、1月末までに作文を事務局に送っていただき、2月いっぱいをかけて委員の選考審査を行います。審査の結果、承認された方については、3月の1週目を目安に委嘱通知を送付します。その後、準備等を経て、第六期については年度明け4月の下旬、もしくは5月の上旬くらいに第1回を開催したいと考えています。
公報等の掲載文は、内容的には前回のものとほとんど同じもので「東京都及び流域の5区2市(新宿区、中野区、文京区、杉並区、豊島区、武蔵野市、三鷹市)では江戸川橋から上流の神田川について、情報や意見の交換を行うために委員を募集します」となっています。募集委員の対象、人数についても同様になっています。
掲載後、委員を希望する方が、1月末までに作文を事務局に送っていただき、2月いっぱいをかけて委員の選考審査を行います。審査の結果、承認された方については、3月の1週目を目安に委嘱通知を送付します。その後、準備等を経て、第六期については年度明け4月の下旬、もしくは5月の上旬くらいに第1回を開催したいと考えています。
■都民委員からのご質問やご意見及び行政委員の説明などを紹介します。(順不同)
活動記録の19ページの写真は、関口芭蕉庵ではなく、新江戸川公園ですよね。
修正します。過去のニュースについては修正ができませんが最新の前回のニュース、7月分は修正可能です。
神田川上流懇談会の目的は、意見の交換や提案を行うこととなっているので、活動記録をまとめるにあたって、都民委員から提案があったことが分かるように表記されたらわれわれも張り合いがあると思う。
この件については、事務局で見直しをさせてください。
懇談会ニュースに三鷹市側の神田川の水生植物の保全を検討したいと思うということで記録が残っていますが、今までは年1回9月に草刈りがあったのですが、今年は7月と9月に行っています。7月に刈られてしまうと、もう何も生えてこないかもしれません。植生の管理については、検討してほしい。
本日は北南建が欠席ですが、次回に北南建が行っている草刈り等の管理について、どういった形でやっているのかを報告するようにしたいと思います。
この間の見学会でコイが泳いでいる所を見て、落合の浄水場からの水で、本当に大変きれいになっていると痛感いたしました。見学会では、工事が施工されて成果が出ているのが見られて良かったと思います。
皆さんの意見を聞きながら現場を見ることは、非常に良かったと思います。施工は、歴史があり、いろんな方が行っていますが、良いところは引き継いでいきたいと思っております。
神田川の情報発信については、各行政によって看板も違っているなど、都民に知らせる方法がバラバラの部分があります。例えば、この間の見学会で湧水がありましたが、情報の出し方を各区にまかせるというよりは、神田川の情報発信として統一性を持たせることも必要だと思います。
以前に河川工事で湧水に配慮していることを広くアピールする仕組みを検討してほしいということで、湧水調査実施をして対応したいと思うとのことでしたが、湧水の仕組みを広く知らせることで、浸透ますを設置する励みになるかと思いますので、今後の取り組みで、提示ができればと思います。
神田川について、個別の対応の話や情報のある程度統一した発信方法等について検討したいと思います。書式の統一については、都でも、以前隅田川で行ったことがあり、これらを参考にしながらできることからやれれば良いと思っております。
懇談会の様子
懇談会の様子
記事ID:017-001-20240710-002041