しくみ

無電柱化のしくみ
無電柱化はどのようなしくみなの?

東京都では、電線共同溝による無電柱化を行っています。電線共同溝とは、電線を地下の空間に収容するための施設で、「電線共同溝の整備等に関する特別措置法」に基づき整備を行います。 この法律によって、電線共同溝の整備に指定した道路では、新たな電柱および電線の占用を制限することが可能になります。電線共同溝は、主に管路部、特殊部、引込管などで成り立っています。

[電線共同溝のイメージ]イメージ上から特殊部(電力分岐続桝)、地上機器、引込管(電力)、引込管(通信)、特殊部(通信接続桝)、管路部(通信共用FA管)、管路部(通信ボディ管)。以下部分の説明 管路部:電力や通信用のケーブルを収容する管路、特殊部:宅地への供給ケーブルを接続したり分岐させる箇所、引込管:宅地への供給ケーブルを収容する管路、地上機器:電力の変圧器などを収納するボックス。

電線共同溝の費用負担

電線共同溝は、道路管理者と電線管理者(電力・通信業業者)がそれぞれ費用を負担しています。
道路管理者は道路区域内の電線共同溝の建設を行い、電線管理者は、地上機器の設置、電線共同溝へのケーブル(電力・通信)の入線、民地内の引込管の設置、電線・電柱の撤去を行います。

電線共同溝のイメージ
出典:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_19.html)

電力設備の地中化イメージ [248KB]PDF(別ウインドウで開く)

通信設備の地中化イメージ [238KB]PDF(別ウインドウで開く)

お問い合わせ

道路管理部 安全施設課 無電柱化推進担当
03-5320-5305

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