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道路の維持作業
第四建設事務所では、道路を安全・快適にご利用いただくため、日常点検を実施し、危険箇所についてはその場で応急処理を行うとともに、道路の維持作業や計画的かつ大規模な補修事業を行っています。 (参考) 「復旧舗装種別管内図」 「復旧舗装構造図」については、第四建設事務所ページの「事務所概要」をご覧ください。
[1]日常点検と応急処理
日々、道路パトカーで巡回点検を実施。落下物や道路陥没などの異常をいち早く発見し、事故防止に努めています。 発見された危険箇所はその場で応急処理を行うとともに、修繕工事の請負者等と連携し、速やかに修繕を行います。
[2] 道路や施設の清掃
[3] 橋梁の塗装
鋼材で作られている橋梁(歩道橋を含む)は、腐食を防ぐため、定期的な塗装の塗り替えを行っています。
[4] 大気浄化施設の運転管理
平成18年5月に開通した環八通りの北町若木トンネルをはじめ、3箇所の施設を管理しています。それぞれの施設が、常にその機能を最大限に発揮できるよう適切な運転に努めています。
※大和町交差点に設置した施設は国土交通省、東京都、首都高速道路株式会社が共同で実施している実験施設です。
<写真をクリックすると、それぞれの施設の概要をご覧いただけます。>
舗装や道路施設の計画的な補修事業
[1] 路面の補修
車道においては、振動・騒音の軽減や交通事故防止のため、路面を補修することにより平坦な路面の確保に努めています。 歩道においては、高齢者や車いす使用者の方にも配慮し、路面補修にあわせ段差・勾配の改善を図っています。
[2] 橋梁の長寿命化
長寿命化は、損傷が発生してから対応する対症療法型管理から、費用の最小化を図りながら、損傷の推移を適切に予測し、事故の発生を未然に防ぐ、予防管理型を進めていきます。主要な幹線道路にある橋梁架替えに多くの費用と国道への影響が予測される橋について、最新の基準に基づき補修や補強を行うことで、より安全で耐久性に優れた橋梁に改修する橋梁の長寿命化事業に取り組んでいます。
[3] 街路樹の剪定と害虫駆除
街路樹は、枝が車道方向に伸び過ぎたり、信号や標識類を見えにくくしないよう適切な剪定作業が常に求められます。また、チャドクガなどの害虫駆除作業も行っています。
説明を記載してください。
道路機能向上の取り組み
舗装や道路施設を良好な状態に保つことだけではなく、「ひとや環境にやさしい道づくり」を目指し、新たな取り組みも始めています。
道路の無電柱化 ~災害に強い街づくり~
大きな地震が起こると、電柱が倒れ、復旧作業を阻害する恐れがあることなどから、東京都では、電線類の地中化を計画的に推進しています。
[2] 自転車走行空間の整備 ~歩行者と自転車の共生~
自転車は広く都民に利用される重要な交通手段の一つです。 既設の広い歩道を活用した自転車走行空間の整備を進めています。
[3] 街路樹の整備 ~地球にやさしい道づくり~
建物や舗装への強い日差しを遮る街路樹は、ヒートアイランド現象を緩和します。幅の広い歩道や中央分離帯では積極的に街路樹や緑地を設置しています。
[4] 遮熱性舗装 ~夏の路面温度上昇を抑制~
遮熱性舗装は、路面温度を上昇させる原因である太陽光の一部(赤外線)を反射する遮熱材を路面に塗布した舗装です。太陽光の一部を反射させることで舗装への蓄熱を防ぎ、路面温度の上昇を抑制するものです。
[5] 二層式低騒音舗装 ~周辺環境への配慮~
東京都で管理する道路では、自動車騒音を緩和するために低騒音舗装の敷設を進めてきました。二層式低騒音舗装とは、2層の異なるアスファルトを使用し、タイヤから発生する騒音をさらに小さくするもので、当所においても平成17年度から導入しています。
[6] 遮音壁の設置 ~周辺環境への配慮~
幹線道路の交差点部などでは交通量が集中することから、立体交差する橋梁に、しゃ音壁を設置し、交通騒音の緩和を図っています。
[7] 街路灯等の省エネ照明への転換
都道に設置されている街路灯やトンネル照明のLED化を進めています。
お知らせ
お問い合わせ
補修課 調査担当 TEL:03-5978-1741