土砂災害とは

土砂災害(土石流・地すべり・がけ崩れ)とはどのような現象か解説します。また、近年都内で発生した土砂災害について紹介します。

 ・土砂災害とは
 ・近年の土砂災害
 

土砂災害とは

 土砂災害とは、山やがけがくずれたり、くずれた土砂が雨水や川の水と混じって流れてきたりすることによって人命が奪われたり、建物を押しつぶしたりする災害のことです。大雨、地震、火山の噴火などがきっかけで発生します。土砂災害は、大きく「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」の3つに分類することができます。
土石流
 大雨などが原因で山や谷の土・石・砂などが崩れ、水とまじってどろどろになり、一気に流れ出てくる現象です。破壊力が大きく、速度も速いので、大きな被害をもたらします。
  • 土石流のようす
  • 八王子市で発生した土石流(平成20年)
地すべり
 比較的ゆるい傾きの斜面が、雨や雪解け水がしみこんだ地下水によって、広い範囲にわたってすべり落ちていく現象です。家や畑などもいっしょに、地面が大きなかたまりのまま動きます。地すべりが動く速さは、ふつうは目に見えないほどゆっくりですが、一気に動くこともあります。また、1つの場所で何十年にもわたって少しずつ動く地すべりもあれば、地震などがきっかけで突然起きる地すべりもあります。
  • 地すべりのようす
  • 地すべり防止区域(奥多摩町)
がけ崩れ
 急な斜面が突然崩れ落ちる現象です。雨水ががけにたくさんしみこんだことが原因で起きたり、地震のゆれによって起きたりします。一気に大量の土砂がくずれ落ちてくるため、がけの下にいる人は逃げ遅れることが多いです。
  • がけ崩れのようす
  • 奥多摩町で発生したがけ崩れ(平成23年)

近年の土砂災害

 土砂災害は毎年全国各地で発生しており、平成29年までの10年間における全国の土砂災害発生件数は平均約1100件/年※1にのぼります。
 東京都においては、平成25年10月に伊豆大島において発生した大規模な土石流のほか都内各地で土砂災害が発生しており、平成29年度までの10年間で計74件※2の土砂災害が発生しました。

※1国土交通省資料による
※2 災害報告として東京都建設局が国交省砂防部へ報告した件数
都内の土砂災害発生箇所(平成20年度~平成29年度)
都内の土砂災害発生件数(平成20年度~平成29年度)
※災害報告として東京都建設局が国交省砂防部へ報告した件数を掲載

都内で近年発生した土砂災害
  • 土石流:H23.9 奥多摩町氷川地区
  • 土石流:H25.10 伊豆大島神達地区
  • がけ崩れ:H28.8板橋区西台一丁目
  • がけ崩れ:H19.9檜原村藤原地区

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