印刷する

「東京都内の中小河川における今後の整備のあり方について 最終報告」と「都の整備方針」について

2012/11/7(水)

 東京都は、近年、現在の目標整備水準である時間50ミリを超える降雨に伴う水害が頻発していることを踏まえ、東京都内の中小河川における今後の整備のあり方について検討を進めてきました。 このたび、平成23年6月に設置した学識経験者等からなる「中小河川における今後の整備のあり方検討委員会」が提言を含む最終報告を取りまとめるとともに、それを参考にした都の整備方針を策定いたしましたので、お知らせします。

添付資料

よくある質問

Q1 1時間あたり75mmにはどうやって対応していくの?
Q2 最近は1時間あたり100mmを超えるような雨も降っているけど、75mmでいいの?
Q3 1時間あたり75mmってどんな雨なの?

回答

Q1 1時間あたり75mmにはどうやって対応していくの?

 1時間あたり50mmまでは護岸整備などの河道整備により洪水を安全に流すことを基本に、河川への流出を抑制する流域対策や調節池を組み合わせて1時間あたり75mmに対応していきます。
Q2 最近は1時間あたり100mmを超えるような雨も降っているけど、75mmでいいの?

 1時間75mmの整備を行うことで、過去に都内に水害をもたらした様々なタイプの降雨(水害記録の残っている113降雨を対象)の大半で、溢水が解消されることが確認されています。
 また、過去に水害をもたらした113降雨のうち、1時間100mmを超える局地的かつ短時間の集中豪雨については、1時間75mmの整備により溢水が解消されることが確認されています。
Q3 1時間あたり75mmってどんな雨なの?

 気象庁によると、傘は全く役に立たなくなり、車の運転は危険な状態になるほどの非常に激しい雨です。
 (参考)リーフレット「雨の強さと降り方」(気象庁)

お問い合わせ

東京都建設局河川部計画課 中小河川担当
電話:03-5320-5414

降雨時に役立つ情報

事業別に見る