砂防事業(土石流対策)

 砂防事業は、主に土石流から下流部に存在する人家や公共施設等を守るため、「砂防法」(明治30年施行)に基づき指定した砂防指定地において、砂防堰堤(えんてい)や渓流保全工などを整備する事業です。
 東京都の砂防事業は、多摩地域と島しょ地域で実施しています。多摩地域については、「土砂災害対策の考え方(平成28年8月)[7,576KB]」の中で定めた優先度評価フロー[42KB]にしたがい事業の実施方針を決めています。
 島しょ地域の小笠原については、小笠原諸島砂防基本計画の中で定めた優先度評価フロー[315KB]にしたがい事業の実施方針を決めています。しかし他の多くの島ついては、活火山であるため、通常の土石流に加え火山灰による泥流等から人家、公共施設等を守ることを目的とした「火山砂防事業」を実施しています。
 令和6年3月末日現在、200渓流を砂防指定地に指定し、土石流対策を着実に実施しています。
 
砂防施設の働き(国土交通省へのリンク)

 
砂防堰堤が土石流をとめるようす
塩ノ沢砂防堰堤(奥多摩町)

お問い合わせ

河川部計画課計画調査担当
03-5320-5412

降雨時に役立つ情報

事業別に見る