中小河川整備

　湯殿川は、八王子市館町に源を発し、八王子市長沼町付近で浅川に合流する延長8.9キロメートルの河川です。全域にわたり開発が進んでいますが、特に上流域は大規模な団地が造成され整備が急がれています。
　現在までに整備計画延長のうち約9割が完了しており、今後は、湯島橋下流までの整備完了に向けて取り組んでいきます。

　川口川は、八王子市上川町付近に源を発し、中野上町付近で浅川に合流する延長14.1キロメートルの河川です。護岸は、経年による老朽化が進んでおり、また、流域の市街化の進行とともに流出量が年々増大し、洪水の危険性が高まっています。
　現在までに整備計画延長のうち約6割が完了しており、今後は、山王橋下流までの整備完了に向け取り組んでいきます。

　谷地川は、八王子市戸吹町に源を発し、日野市栄町付近で多摩川に合流する延長12.9キロメートルの河川です。河道は屈曲が多く、河床も浅かったため氾濫が多く発生し、毎年被害を被ってきました。
　現在までに整備計画延長のうち約8割が完了しており、今後は、落合橋までの整備完了に向け取り組んでいきます。

　城山川は、八王子市元八王子町に源を発し、叶谷町付近で浅川に合流する延長7.1キロメートルの河川です。河川の河岸は浸食が進むとともに河床の低下もみられるなど早急に対応が求められています。
　現在までに整備計画延長のうち約6割が完了しており、今後は、出羽橋上流から城山大橋下流までのうち530メートル区間についての整備完了に向け取り組んでいきます。

　浅川は、陣馬山に源を発し、日野市落川地先で多摩川に合流する延長30.2キロメートルの河川です。南浅川合流点より下流が国の直轄管理区間、上流が東京都の管理する指定区間となっています。
　東京都が管理する指定区間の整備は、現在までに整備計画延長のうち約１割が完了しており、整備の優先度が高い区間において堤防等の整備に取り組んでいきます。