葛西臨海水族園(仮称)整備等事業に関するよくある質問
更新日:令和5(2023)年6月13日
よくある質問
※PDF版はこちら
■事業の概要について
1) 事業の目的について教えてください。
2) これまでの経緯について教えてください。
3) どのような事業手法で整備するのですか。
4) PFI事業者はどのように決定したのですか。
5) 東京都の役割について教えてください。
6) PFI事業者の役割について教えてください。
■整備事業について
7) 葛西臨海水族園を更新することになった理由を教えてください。
8) 事業のスケジュールを教えてください。
■事業者について
9) 本整備事業を進めているPFI事業者を教えてください。
■事業者選定について
10) PFI事業者の決定にあたり、どのように審査が行われたのですか。
11) PFI事業者の決定について、応募者の審査結果を教えてください。
■新しい水族園について
12) 新しい水族園のコンセプトについて教えてください。
13) 新しい水族園の展示について教えてください。
14) 新しい水族園の建物について教えてください。
15) 淡水生物の展示はどうなりますか。
16) 現在の「流れ」はどうなりますか。
17) マグロの水槽はどうなりますか。
18) レストランやカフェはありますか。
19) お土産を買うショップはありますか。
■既存樹木の取扱いについて
20) 新しい水族園の建設のため1400本の樹木が伐採されるというのは本当ですか。
■太陽光パネルの設置について
21) 大量の樹木を伐採して太陽光パネルを設置するというのは本当ですか。
22) なぜ水族園に太陽光パネルを設置する必要があるのですか。
■現在の水族園について
23) 現在の水族園はどうなりますか。
24) 現在の水族園はいつまで開園していますか。
■事業の概要について
1) 事業の目的について教えてください。
2) これまでの経緯について教えてください。
3) どのような事業手法で整備するのですか。
4) PFI事業者はどのように決定したのですか。
5) 東京都の役割について教えてください。
6) PFI事業者の役割について教えてください。
■整備事業について
7) 葛西臨海水族園を更新することになった理由を教えてください。
8) 事業のスケジュールを教えてください。
■事業者について
9) 本整備事業を進めているPFI事業者を教えてください。
■事業者選定について
10) PFI事業者の決定にあたり、どのように審査が行われたのですか。
11) PFI事業者の決定について、応募者の審査結果を教えてください。
■新しい水族園について
12) 新しい水族園のコンセプトについて教えてください。
13) 新しい水族園の展示について教えてください。
14) 新しい水族園の建物について教えてください。
15) 淡水生物の展示はどうなりますか。
16) 現在の「流れ」はどうなりますか。
17) マグロの水槽はどうなりますか。
18) レストランやカフェはありますか。
19) お土産を買うショップはありますか。
■既存樹木の取扱いについて
20) 新しい水族園の建設のため1400本の樹木が伐採されるというのは本当ですか。
■太陽光パネルの設置について
21) 大量の樹木を伐採して太陽光パネルを設置するというのは本当ですか。
22) なぜ水族園に太陽光パネルを設置する必要があるのですか。
■現在の水族園について
23) 現在の水族園はどうなりますか。
24) 現在の水族園はいつまで開園していますか。
回答
■事業の概要について
1) 事業の目的について教えてください。
葛西臨海水族園は開園から30年以上経過し、施設及び設備の老朽化や国内外の社会状況の変化に対応する必要が生じています。
こうした課題に対応するため、現在の水族園の隣接地に新たな水族園を整備します。
展示についてもリニューアルし、最新技術を駆使した海を体感できる空間づくり、新たな学びや体験を生み出すしかけなどを新たに備え
た魅力的な水族園として生まれ変わります。
2) これまでの経緯について教えてください。
〇平成29(2017)年12月~平成30(2018)年7月 葛西臨海水族園のあり方検討会(全5回)
(担うべき役割及びあるべき姿等について、有識者等による検討)
〇平成30(2018)年11月~12月 葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想(素案)公表、意見募集
〇平成31(2019)年1月 葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想の公表
〇平成31(2019)年1月~令和2(2020)年2月 葛西臨海水族園事業計画検討会(全5回)
(規模及び事業手法等について、有識者等による検討)
〇令和元(2019)年12月~令和2(2020)年1月 葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画(素案)公表、意見募集
〇令和2(2020)年10月 葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画の公表
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
3) どのような事業手法で整備するのですか。
事業手法としては、民間の自由な発想や最新技術等を活用でき、また工期の短縮やコスト縮減も期待できる、PFI※方式を活用していま
す。
※PFI(Private Finance Initiative):公共事業を実施するための手法の一つ。民間の資金やノウハウを活用し、公共施設等の設計・建
設・維持管理・運営を行う手法
4) PFI事業者はどのように決定したのですか。
総合評価一般競争入札を実施し、INOCHIグループを落札者として決定しました。その後、INOCHIグループの代表企業及び構成員7社
が出資し設立した特別目的会社※(SPC)である株式会社東京シアトリエと事業契約を締結しました。
※特別目的会社(SPC:Special Purpose Company):PFI事業の実施を目的として、複数の企業が事業体を組んで設立した会社
【これまでの経緯とこれからの予定】
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
〇令和4(2022)年12月15日 事業契約の締結
〇令和4(2022)年12月~令和9(2027)年9月 新水族園の設計・建設
〇令和9(2027)年10月~令和10(2028)年3月 新水族園の開業準備
〇令和10(2028)年3月 新水族園の供用開始
5) 東京都の役割について教えてください。
東京都は、PFI事業者である株式会社東京シアトリエが十分なサービスを提供するよう、設計、建設、建物管理、レストラン・カフェ運営
等の実施状況について、事業期間終了までモニタリング(監視)していきます。
モニタリングは、水族館・博物館、環境教育、建築、設備、官民連携、経営等の専門家から助言を得ながら実施します。
6) PFI事業者の役割について教えてください。
新たな葛西臨海水族園の設計、建設、建物管理等の業務を担うほか、レストラン・カフェの運営も行います。
なお、効率的な施設の管理と質の高い運営の両立のため、維持管理運営のうち生物飼育等の業務については、 PFI事業者とは別に、都
が高い専門性を持った団体を指定管理者として選定します。
1) 事業の目的について教えてください。
葛西臨海水族園は開園から30年以上経過し、施設及び設備の老朽化や国内外の社会状況の変化に対応する必要が生じています。
こうした課題に対応するため、現在の水族園の隣接地に新たな水族園を整備します。
展示についてもリニューアルし、最新技術を駆使した海を体感できる空間づくり、新たな学びや体験を生み出すしかけなどを新たに備え
た魅力的な水族園として生まれ変わります。
2) これまでの経緯について教えてください。
〇平成29(2017)年12月~平成30(2018)年7月 葛西臨海水族園のあり方検討会(全5回)
(担うべき役割及びあるべき姿等について、有識者等による検討)
〇平成30(2018)年11月~12月 葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想(素案)公表、意見募集
〇平成31(2019)年1月 葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想の公表
〇平成31(2019)年1月~令和2(2020)年2月 葛西臨海水族園事業計画検討会(全5回)
(規模及び事業手法等について、有識者等による検討)
〇令和元(2019)年12月~令和2(2020)年1月 葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画(素案)公表、意見募集
〇令和2(2020)年10月 葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画の公表
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
3) どのような事業手法で整備するのですか。
事業手法としては、民間の自由な発想や最新技術等を活用でき、また工期の短縮やコスト縮減も期待できる、PFI※方式を活用していま
す。
※PFI(Private Finance Initiative):公共事業を実施するための手法の一つ。民間の資金やノウハウを活用し、公共施設等の設計・建
設・維持管理・運営を行う手法
4) PFI事業者はどのように決定したのですか。
総合評価一般競争入札を実施し、INOCHIグループを落札者として決定しました。その後、INOCHIグループの代表企業及び構成員7社
が出資し設立した特別目的会社※(SPC)である株式会社東京シアトリエと事業契約を締結しました。
※特別目的会社(SPC:Special Purpose Company):PFI事業の実施を目的として、複数の企業が事業体を組んで設立した会社
【これまでの経緯とこれからの予定】
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
〇令和4(2022)年12月15日 事業契約の締結
〇令和4(2022)年12月~令和9(2027)年9月 新水族園の設計・建設
〇令和9(2027)年10月~令和10(2028)年3月 新水族園の開業準備
〇令和10(2028)年3月 新水族園の供用開始
5) 東京都の役割について教えてください。
東京都は、PFI事業者である株式会社東京シアトリエが十分なサービスを提供するよう、設計、建設、建物管理、レストラン・カフェ運営
等の実施状況について、事業期間終了までモニタリング(監視)していきます。
モニタリングは、水族館・博物館、環境教育、建築、設備、官民連携、経営等の専門家から助言を得ながら実施します。
6) PFI事業者の役割について教えてください。
新たな葛西臨海水族園の設計、建設、建物管理等の業務を担うほか、レストラン・カフェの運営も行います。
なお、効率的な施設の管理と質の高い運営の両立のため、維持管理運営のうち生物飼育等の業務については、 PFI事業者とは別に、都
が高い専門性を持った団体を指定管理者として選定します。
■整備事業について
7) 葛西臨海水族園を更新することになった理由を教えてください。
現在の葛西臨海水族園は平成元年度の開業から30年以上経過しており、展示水槽のアクリルパネルの劣化、ろ過器や配管等の施設及
び設備の老朽化等が進んでいます。また、バリアフリー化への対応や、無料休憩所、レクチャールーム、レストラン等の拡充や手狭な飼育や
設備機械スペースの改善が求められています。
このような理由から、現在の水族園とは別に新しい建物を建築することとしました。

8) 事業のスケジュールを教えてください。
令和4(2022)年12月から令和9(2027)年9月までの間で新水族園の設計・建設を行う予定です。その後、令和9(2027)年10月から
開業準備を行い、令和10(2028)年3月の開園を予定しています。
事業の進捗状況については、今後も適切に公表していきます。
7) 葛西臨海水族園を更新することになった理由を教えてください。
現在の葛西臨海水族園は平成元年度の開業から30年以上経過しており、展示水槽のアクリルパネルの劣化、ろ過器や配管等の施設及
び設備の老朽化等が進んでいます。また、バリアフリー化への対応や、無料休憩所、レクチャールーム、レストラン等の拡充や手狭な飼育や
設備機械スペースの改善が求められています。
このような理由から、現在の水族園とは別に新しい建物を建築することとしました。

8) 事業のスケジュールを教えてください。
令和4(2022)年12月から令和9(2027)年9月までの間で新水族園の設計・建設を行う予定です。その後、令和9(2027)年10月から
開業準備を行い、令和10(2028)年3月の開園を予定しています。
事業の進捗状況については、今後も適切に公表していきます。
■事業者について
9) 本整備事業を進めているPFI事業者を教えてください。
株式会社東京シアトリエです。
事業者決定にあたっては、総合評価一般競争入札により、令和4年8月にINOCHIグループを落札者として決定しました。その後、
INOCHIグループの代表企業及び構成員7社が出資し設立した特別目的会社(SPC)である株式会社東京シアトリエと事業契約を
締結しました。
落札者決定後の経緯とこれからの予定は以下の通りです。
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
〇令和4(2022)年12月15日 事業契約の締結
〇令和4(2022)年12月~令和9(2027)年9月 新水族園の設計・建設
〇令和9(2027)年10月~令和10(2028)年3月 新水族園の開業準備
〇令和10(2028)年3月 新水族園の供用開始
9) 本整備事業を進めているPFI事業者を教えてください。
株式会社東京シアトリエです。
事業者決定にあたっては、総合評価一般競争入札により、令和4年8月にINOCHIグループを落札者として決定しました。その後、
INOCHIグループの代表企業及び構成員7社が出資し設立した特別目的会社(SPC)である株式会社東京シアトリエと事業契約を
締結しました。
落札者決定後の経緯とこれからの予定は以下の通りです。
〇令和4(2022)年8月25日 落札者の決定
〇令和4(2022)年12月15日 事業契約の締結
〇令和4(2022)年12月~令和9(2027)年9月 新水族園の設計・建設
〇令和9(2027)年10月~令和10(2028)年3月 新水族園の開業準備
〇令和10(2028)年3月 新水族園の供用開始
■事業者選定について
10) PFI事業者の決定にあたり、どのように審査が行われたのですか。
本事業においては、「総合評価一般競争入札」により事業者を決定しました。
審査では、学識経験者等から成る技術審査委員会において提案内容を審査し(700点満点)、入札価格(300点満点)との合計点で
総合的に評価しました。
提案内容は、事業の実施体制や収支計画等のほか、配置、景観・外観、展示、環境負荷低減等、幅広い観点から審査を行いました。
11) PFI事業者の決定について、応募者の審査結果を教えてください。
事業者決定における総合評価一般競争入札には、
2グループ(INOCHIグループ、TOKYO Aqua-Lifeグループ)が参加しました。
その結果、魅力的な展示と自由度の高い動線、設備の更新性などが高く評価された
INOCHIグループが落札者に決定しました。
(参考)技術審査委員会の主な講評
【INOCHIグループ】
・屋外広場を含めた緑化空間の広がりが形成されている点が評価された
・建物の高断熱化、自然換気、採光の導入等による省エネルギーの高度化や天然海水使用量の削減等
が具体的に提案されている点が評価された
・ハブ空間の形成による自由な観覧を促す動線計画が評価された
・自然環境について考える展示がバランスよく含まれている点が評価された
・大型水槽用ろ過設備等を別棟に分離した更新性への配慮が評価された
【TOKYO Aqua-Lifeグループ】
・周辺施設との回遊性を高める開放された屋上広場が評価された
・省エネルギーの高度化や天然海水使用の削減等が具体的に提案されている点が評価された
・各展示空間を立体的に接続する動線計画が評価された
・学校教育で利用しやすい展示計画が評価された
・高効率生物ろ過システムの導入による省エネ・省スペース化が評価された
審査結果の詳細は、下表のとおりです。

10) PFI事業者の決定にあたり、どのように審査が行われたのですか。
本事業においては、「総合評価一般競争入札」により事業者を決定しました。
審査では、学識経験者等から成る技術審査委員会において提案内容を審査し(700点満点)、入札価格(300点満点)との合計点で
総合的に評価しました。
提案内容は、事業の実施体制や収支計画等のほか、配置、景観・外観、展示、環境負荷低減等、幅広い観点から審査を行いました。
11) PFI事業者の決定について、応募者の審査結果を教えてください。
事業者決定における総合評価一般競争入札には、
2グループ(INOCHIグループ、TOKYO Aqua-Lifeグループ)が参加しました。
その結果、魅力的な展示と自由度の高い動線、設備の更新性などが高く評価された
INOCHIグループが落札者に決定しました。
(参考)技術審査委員会の主な講評
【INOCHIグループ】
・屋外広場を含めた緑化空間の広がりが形成されている点が評価された
・建物の高断熱化、自然換気、採光の導入等による省エネルギーの高度化や天然海水使用量の削減等
が具体的に提案されている点が評価された
・ハブ空間の形成による自由な観覧を促す動線計画が評価された
・自然環境について考える展示がバランスよく含まれている点が評価された
・大型水槽用ろ過設備等を別棟に分離した更新性への配慮が評価された
【TOKYO Aqua-Lifeグループ】
・周辺施設との回遊性を高める開放された屋上広場が評価された
・省エネルギーの高度化や天然海水使用の削減等が具体的に提案されている点が評価された
・各展示空間を立体的に接続する動線計画が評価された
・学校教育で利用しやすい展示計画が評価された
・高効率生物ろ過システムの導入による省エネ・省スペース化が評価された
審査結果の詳細は、下表のとおりです。
■新しい水族園について
12) 新しい水族園のコンセプトについて教えてください。
今までの葛西臨海水族園は、世界各地から収集した生物を展示し、海の生命の豊かさや多様さを皆様に伝えてきました。また、絶滅し
そうな生物の種の保存や野生生物の繁殖など、調査・研究機関としての役割も果たしてきました。
新しい水族園は、「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」を新たなコンセプトに、海への理解を
深めるための展示・空間演出の刷新や、環境保全への貢献など、未来に向けた新たな役割を果たすため、ソフト・ハード両面から全く新し
い施設へと生まれ変わります。
13) 新しい水族園の展示について教えてください。
音響・映像・ICTなど最先端技術を活用し、クロマグロが回遊する大海原を再現した海洋大水槽をはじめとした海を体感できる展示や
空間演出など、「見る」だけでなく「体感する」展示に刷新します。
また、地球温暖化などの環境問題や、人間と海との持続可能な関係性を伝える展示も行っていきます。

14) 新しい水族園の建物について教えてください。
新しい水族園は、現在の水族園に隣接する場所に建設します。両施設の間には、樹木を配した広場「共生の社」と散策路を整備し、
葛西臨海公園の豊かな緑の中を自由に散策できる環境を整えます。
建物は、あらゆる世代、性別、国籍の人々が障害の有無にかかわらず快適に利用できるよう、高いレベルのバリアフリー計画とユニ
バーサルデザインを採用します。
また、現在の水族園では、建物を壊さなければろ過器や配管を交換できませんが、新しい水族園ではバックヤードのスペースを十分に
確保するとともに、交換がしやすい設備配置とすることにより、長期的に使い続けることができる施設を目指します。
さらに、高効率な省エネ設備や再生可能エネルギーの導入により、環境負荷の低減にも徹底して取り組んでいきます。
葛西臨海公園等の周辺環境に調和した、全ての利用者にとって使いやすい施設を目指します。
15) 淡水生物の展示はどうなりますか。
東京の水景やそこに生息する生物を知り、外来種等の環境問題を考える上で、淡水生物の展示は重要な要素です。このため、新しい
水族園では、より多くの来園者が足を留め、楽しく学びながら、水辺の生き物と人とのつながりなどを深く感じることができる機能を充実
させることとして、事業者の公募を行いました。
都が選定した事業者の案では、源流から河口に至る東京の川を再現するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境についても展示し、体
験的な学びや環境を考える場を提供することとしています。
現在の水族園では、淡水生物は本館とは別の建物(淡水生物館)で展示していますが、新しい水族園では、本館の中で外洋や極地、深
海等、様々な環境に生きる生物の展示を行い、その一環として淡水生物も展示します。これにより、多くの方に生物の多様性をより深く
実感していただけるようになります。
16) 現在の「流れ」はどうなりますか。
現在の「流れ」は、淡水生物館に付帯する屋外施設として、水辺環境を表現してきました。
新しい水族園では、本館において、淡水生物と人とのつながりなどがより深く感じられる、魅力的な展示を行います。
具体的には、東京の川の源流から河口に至るまでの場面場面を体系的に展示するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境も展示し、
体験的に学び、環境を考える場を提供します。
新しい水族園では、本館内で東京の川の水辺環境と淡水生物を併せて展示することで、淡水の生態系を一体的にご覧いただけるように
します。
17) マグロの水槽はどうなりますか。
現在のマグロの展示(「大洋の航海者」、約2,200t)は、外洋大水槽(約3,000t以上) として大きくスケールアップして整備
します。
海中をダイバー感覚で体感していただけるような没入感のある展示を予定しています。
18) レストランやカフェはありますか。
新しい水族園では、レストランやカフェを設置する予定です。
現在の水族園では、レストランを利用できるのは入園者に限られていますが、新しい水族園では、入園しない方も含め誰もが利用
できる、屋外の緑と一体となったレストラン・カフェを設置します。
19) お土産を買うショップはありますか。
水族園のオリジナルグッズをはじめ、様々なお土産を購入いただけるショップを設置する予定です。
12) 新しい水族園のコンセプトについて教えてください。
今までの葛西臨海水族園は、世界各地から収集した生物を展示し、海の生命の豊かさや多様さを皆様に伝えてきました。また、絶滅し
そうな生物の種の保存や野生生物の繁殖など、調査・研究機関としての役割も果たしてきました。
新しい水族園は、「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」を新たなコンセプトに、海への理解を
深めるための展示・空間演出の刷新や、環境保全への貢献など、未来に向けた新たな役割を果たすため、ソフト・ハード両面から全く新し
い施設へと生まれ変わります。
13) 新しい水族園の展示について教えてください。
音響・映像・ICTなど最先端技術を活用し、クロマグロが回遊する大海原を再現した海洋大水槽をはじめとした海を体感できる展示や
空間演出など、「見る」だけでなく「体感する」展示に刷新します。
また、地球温暖化などの環境問題や、人間と海との持続可能な関係性を伝える展示も行っていきます。

14) 新しい水族園の建物について教えてください。
新しい水族園は、現在の水族園に隣接する場所に建設します。両施設の間には、樹木を配した広場「共生の社」と散策路を整備し、
葛西臨海公園の豊かな緑の中を自由に散策できる環境を整えます。
建物は、あらゆる世代、性別、国籍の人々が障害の有無にかかわらず快適に利用できるよう、高いレベルのバリアフリー計画とユニ
バーサルデザインを採用します。
また、現在の水族園では、建物を壊さなければろ過器や配管を交換できませんが、新しい水族園ではバックヤードのスペースを十分に
確保するとともに、交換がしやすい設備配置とすることにより、長期的に使い続けることができる施設を目指します。
さらに、高効率な省エネ設備や再生可能エネルギーの導入により、環境負荷の低減にも徹底して取り組んでいきます。
葛西臨海公園等の周辺環境に調和した、全ての利用者にとって使いやすい施設を目指します。
15) 淡水生物の展示はどうなりますか。
東京の水景やそこに生息する生物を知り、外来種等の環境問題を考える上で、淡水生物の展示は重要な要素です。このため、新しい
水族園では、より多くの来園者が足を留め、楽しく学びながら、水辺の生き物と人とのつながりなどを深く感じることができる機能を充実
させることとして、事業者の公募を行いました。
都が選定した事業者の案では、源流から河口に至る東京の川を再現するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境についても展示し、体
験的な学びや環境を考える場を提供することとしています。
現在の水族園では、淡水生物は本館とは別の建物(淡水生物館)で展示していますが、新しい水族園では、本館の中で外洋や極地、深
海等、様々な環境に生きる生物の展示を行い、その一環として淡水生物も展示します。これにより、多くの方に生物の多様性をより深く
実感していただけるようになります。
16) 現在の「流れ」はどうなりますか。
現在の「流れ」は、淡水生物館に付帯する屋外施設として、水辺環境を表現してきました。
新しい水族園では、本館において、淡水生物と人とのつながりなどがより深く感じられる、魅力的な展示を行います。
具体的には、東京の川の源流から河口に至るまでの場面場面を体系的に展示するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境も展示し、
体験的に学び、環境を考える場を提供します。
新しい水族園では、本館内で東京の川の水辺環境と淡水生物を併せて展示することで、淡水の生態系を一体的にご覧いただけるように
します。
17) マグロの水槽はどうなりますか。
現在のマグロの展示(「大洋の航海者」、約2,200t)は、外洋大水槽(約3,000t以上) として大きくスケールアップして整備
します。
海中をダイバー感覚で体感していただけるような没入感のある展示を予定しています。
18) レストランやカフェはありますか。
新しい水族園では、レストランやカフェを設置する予定です。
現在の水族園では、レストランを利用できるのは入園者に限られていますが、新しい水族園では、入園しない方も含め誰もが利用
できる、屋外の緑と一体となったレストラン・カフェを設置します。
19) お土産を買うショップはありますか。
水族園のオリジナルグッズをはじめ、様々なお土産を購入いただけるショップを設置する予定です。
■既存樹木の取扱いについて
20) 新しい水族園の建設のため1400本の樹木が伐採されるというのは本当ですか。
都は、事業者の公募にあたり、公園内の樹木への影響を極力減らすことを求めており、事業者の決定後もこの方針に基づき事業を進め
ています。
1400本の樹木を伐採するなどの情報が、SNSを中心に一部で流れていますが、事実ではありません。
設計の結果、建物が樹木にかかってしまう場合も、樹木診断を実施のうえ、可能な限り移植します。
移植する樹木は、新旧水族園の間に新たな広場「共生の杜」を整備するために活用するなど、引き続き葛西臨海
公園を彩る緑として生かしていきます。

20) 新しい水族園の建設のため1400本の樹木が伐採されるというのは本当ですか。
都は、事業者の公募にあたり、公園内の樹木への影響を極力減らすことを求めており、事業者の決定後もこの方針に基づき事業を進め
ています。
1400本の樹木を伐採するなどの情報が、SNSを中心に一部で流れていますが、事実ではありません。
設計の結果、建物が樹木にかかってしまう場合も、樹木診断を実施のうえ、可能な限り移植します。
移植する樹木は、新旧水族園の間に新たな広場「共生の杜」を整備するために活用するなど、引き続き葛西臨海
公園を彩る緑として生かしていきます。

■太陽光パネルの設置について
21) 大量の樹木を伐採して太陽光パネルを設置するというのは本当ですか。
太陽光パネルは、新しい水族園建物の屋上スペースを有効活用し設置するものです。地面に設置するものではありません。
従って、太陽光パネルを設置するために樹木を伐採するということもありません。
21) 大量の樹木を伐採して太陽光パネルを設置するというのは本当ですか。
太陽光パネルは、新しい水族園建物の屋上スペースを有効活用し設置するものです。地面に設置するものではありません。
従って、太陽光パネルを設置するために樹木を伐採するということもありません。

22) なぜ水族園に太陽光パネルを設置する必要があるのですか。
新しい水族園では、環境負荷低減に徹底して取り組み、自然との共存というメッセージを発信していきます。このため、建物の屋上を
有効活用し設置した太陽光パネルにより、必要なエネルギーの一部を調達します。
太陽光パネルのほかにも、環境負荷を低減するため、自然通風や昼光の利用、断熱性の高い外壁の導入、照明・空調の最適制御システ
ムの導入など様々な取組を行っていきます。
これらの取組により、国内の水族館としては初となるZEB Ready※の認証取得を目指しています。
※ZEB Ready:ZEBとは先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制や自然エネルギーの活用、高効率な設備システムの導入等によ
り、大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を高め、年間の一次エネル
ギー消費量の収支ゼロを目指した建築物のこと。ZEB Readyは、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削
減に適合した建築物
■現在の水族園について
23) 現在の水族園はどうなりますか。
現在の水族園の本館については、新水族園整備後に利活用するため、検討を進めています。
令和3(2021)年9月には、自然に親しみながら環境教育を行う場とするなど新しい水族園とも連携しながら利活用を検討する、という
利活用のコンセプトを示した、「既存施設利活用の基本的考え方」を公表しています。
24) 現在の水族園はいつまで開園していますか。
新しい水族園は、令和9(2027)年9月に建設工事が完了し、令和10(2028)年3月の開園を予定しています。
現在の水族園の生物は、新しい水族園へ移動させる予定です。現在の水族園は、生物の移動に伴い閉園する予定です。詳細が決まりま したら、ホームページ等でお知らせします。
23) 現在の水族園はどうなりますか。
現在の水族園の本館については、新水族園整備後に利活用するため、検討を進めています。
令和3(2021)年9月には、自然に親しみながら環境教育を行う場とするなど新しい水族園とも連携しながら利活用を検討する、という
利活用のコンセプトを示した、「既存施設利活用の基本的考え方」を公表しています。
24) 現在の水族園はいつまで開園していますか。
新しい水族園は、令和9(2027)年9月に建設工事が完了し、令和10(2028)年3月の開園を予定しています。
現在の水族園の生物は、新しい水族園へ移動させる予定です。現在の水族園は、生物の移動に伴い閉園する予定です。詳細が決まりま したら、ホームページ等でお知らせします。
お問い合わせ
公園緑地部計画課再生計画担当 電話 03-5320-5368