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井の頭池だより31 11月

2019年11月23日(土) 井の頭感謝祭2019にブース出展


11月17日(日)に井の頭恩賜公園野外ステージ前にて、「井の頭感謝祭2019」が開催されました。井の頭かいぼり隊は「かいぼりコーナー」を出展し、井の頭池での自然再生の取組や池にすむ生きもの、再生した水草の状況をご紹介しました。
 
ブースの様子

当日の朝に採れたばかりの魚やエビの水槽に、来場者は興味津々です。ギンブナやウキゴリなどの魚たちの水槽を見て、外来魚を取り除くとたくさんの在来種が復活することを実感していただけたのではないでしょうか。一番の人気はモクズガニ。神田川を遡上してきて井の頭池で育つカニです。
 
かいぼり後に復活したイノカシラフラスコモも展示しました
ボート池で捕れたモクズガニ

初お目見えした井の頭池のジオラマは、かいぼり隊員が製作したものです。細部まで再現されたジオラマを前に、来場者と話が弾みました。
 
井の頭池のジオラマが初お目見え[提供:井の頭かいぼり隊]

同日午前中には、定例の「井の頭池ちょこっとウォッチング」も開催しました。
11月のテーマは「カモ」。望遠鏡で間近に見えるいろいろな種類のカモたちに、「こんなにたくさんの種類がいるなんて知らなかった」という感想をいただき、カイツブリはカモの仲間だと思っていたが、実は違うんですねと驚く参加者もいました。
 
井の頭池での取組を解説

秋の台風の後に透明度が上がった池では、ツツイトモやミクリ類などの水草が水中の森のように揺らめいています(2019年10月28日の池だより参照)。この美しさに参加者もかいぼり隊も感動しました。長い間、失われていた自然の風景がよみがえり、そのよさを来園者と共有できる喜びをあらためて感じました。
 
次回のちょこっとウォッチングは12月14日(土)、テーマは「サギ」です。木立に潜むサギたちを探しましょう!
 

2019年11月14日(木) 冬鳥がやってきました!


井の頭かいぼり隊は毎月2回、水鳥のモニタリング調査を行い、井の頭池で見られるカイツブリ、カモ類、サギ類などの水鳥の生息状況を記録しています。
水鳥の中でもカモ類には、北国で繁殖し、井の頭池に越冬しに渡ってくる冬鳥が多くいます。9月以降、こうした冬鳥の移動が始まり、水面がにぎわってきました。
9月のモニタリングでは、当地では珍しいヨシガモ1羽が確認され、水面に伸びているツツイトモを食べる様子を観察できました。
 
ツツイトモを採食するヨシガモ(左、9/14)[提供:井の頭かいぼり隊]

10月になるとカモが続々と飛来して群れが見られるようになりました。
キンクロハジロやホシハジロは数も多いので見つけやすく、寝ている姿や羽づくろいする様子を観察できました。
 
カモたちの群れ

カモ類ではほかに、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモなどが見られています。
今年はツツイトモの生育が豊富で、カモたちの食べものとして利用されています。水中に頭を突っ込んで水草をモグモグしている場面をよく見かけます。
 
ツツイトモを採食するヒドリガモ

カモではありませんが、晩秋になってオオバンもやって来ました。バンよりも体が大きく、おでこが白いのが特徴です。こちらも草食で、上手に潜水して水草を食べています。
 
ツツイトモを採食するオオバン

冬にかけて、水鳥たちの越冬が最盛期を迎えます。双眼鏡を片手にぜひ池畔を散策してみてください。
 

お問い合わせ

建設局西部公園緑地事務所 工事課 0422-47-0192