河川の整備

　当事務所の管理する河川は、神奈川県と接する高尾山系の陣馬山、景信山などの山々や秋川丘陵、多摩丘陵にその源を発し、八王子・日野の両市街地を貫流して、多摩川中流部右岸に合流する多摩川水系の18の一級河川でその総延長は約120キロメートルです。
　これらの河川は、山地・丘陵部から平地へと流れて地域を形成しており、市民生活に欠かせないものであるとともに、鮎、カワセミ、ホタル等が生息する自然環境を有しています。この空間は、市街化に伴い、通勤・通学、散策、環境学習など様々な目的で利用され、市民が豊かな自然環境にふれあうことで憩い集える貴重なオープンスペースとなっています。一方で、近年の大雨により、流域の安全・安心を確保する護岸整備の重要性が高まっています。
　こうしたことから、洪水を安全に流下させる護岸整備を精力的に進めるとともに、生物の生息環境の改善、河岸の緑化や緩傾斜護岸の整備など親しめる水辺空間の創出に取り組んでいます。
 

　当事務所の管理河川は、1時間当たり50ミリの降雨による洪水を安全に流せるように河道拡幅や河床掘削などの河道整備を進めるとともに、緩傾斜護岸による親水化や不透水層の設置による河川水量確保など自然環境の保全・再生に取り組んでいます。
・中小河川の整備

　うるおいのある水辺空間を創出するために、河川敷や護岸の緑化、管理用通路を利用した遊歩道の整備、旧河川敷などを活かした水際へのアクセス空間の整備など、地域の特性を活かした親しめる川づくりを行っています。
・河川環境の整備
 

　現在実施している工事のお知らせです。
・工事情報（河川）

　市民と連携して実施している活動の報告です。
・市民連携