移動時間短縮効果

 関越道から東名高速までの移動にかかる時間は、平成17年の調査結果(道路交通センサス)によると、環状8号線を利用した場合、混雑時で平均約60分掛かっています。
 一方、外環を利用する場合、自動車が設計上の速度で走るとすると、この区間の移動時間は約12分となります。
 つまり、外環整備後におけるこの区間の移動時間は、外環整備前の混雑時に比べて約1/5に短縮される計算になります。
 さらに、外環が完成すると、環状8号線の混雑緩和も期待されます。

移動時間短縮効果のイメージ
外環の設計速度は、時速80kmです。設計速度とは道路カーブの大きさや勾配など道路の構造を決める設計の基礎としている自動車の速度です。設計速度が時速80kmの道路では、天候が良好で交通密度が低ければ、普通の運転は、少なくとも時速80kmの速度で安全にしかも快適に走行することが出来ます。 混雑時平均旅行速度は、道路交通センサスにおいて、調査区間の距離を信号や渋滞等による停止時間を含めた調査区間の所要時間で割って計算しています。環状8号線の旅行速度調査は、調査車両(ブローブカー)を走行させる方法で行われました。

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三環状道路整備推進部 整備推進課
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