井の頭池だよりR4 5月

2022年5月12日(木) アオミドロ除去作戦


4月から始まった井の頭かいぼり隊によるアメリカザリガニ捕獲作業。週2回の作業日には、ワナの回収作業以外にも、池の環境を良好に保つための作業を行うことがあります。
その1つが、水面に浮かぶアオミドロやサヤミドロなどの糸状藻類の除去作業です。アオミドロ類は藻類の仲間で、晴れて水温が高い日が続くと発生します。始めは池底や構造物に付着していますが、やがて浮かび上がって水面を漂うようになります。こうして水面を浮遊するアオミドロ類が増えると、景観を損なうだけでなく、内部から腐敗して悪臭を放ったり、水中に日光が届かなくなるといった影響があります。
 
水面を覆ったアオミドロ類(七井橋下流側の様子)
フェルト状に折り重なったアオミドロ 水を含んで非常に重く、作業ボートの移動が困難に・・・  (写真提供:井の頭かいぼり隊)

この厄介なアオミドロ類を、長い網で囲い込んで岸に曳き寄せる方法で池から取り除いています。昨年度、外来水草コカナダモの切れ藻除去作業に用いたのと同じやり方です(2021年度10月の池だより参照)。
 
沖合に浮かんでいるアオミドロ類を一網打尽!
引き揚げたアオミドロ類。 少しずつ水気を切って運び出します。

アオミドロ類の除去作業は来園者からの注目度も高く、「何をしているんですか?」「水面を覆っているので気になっていました。それも外来種ですか?」といった質問を多く受けます。作業者が上手に連携すると、狙った範囲のアオミドロ類を一網打尽にできるので、作業前後を見比べて池が綺麗になったと実感される方も多いようです。
アオミドロ類の発生が落ち着く梅雨入り頃まで、除去作業を続けていきます。


 

お問い合わせ

建設局西部公園緑地事務所 工事課 0422-47-0192