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井の頭池だより29 11月

2017年11月30日(木)

井の頭100祭フィナーレ!
10月の台風で開催中止となった井の頭100祭ですが、2017年の開園100周年をみんなでお祝いしたいという多くの方からのご要望にお応えして、11月26日に「井の頭100祭フィナーレ」を開催しました。当日はお天気にも恵まれ、ステージイベントなどさまざまな楽しい企画でにぎわい、多くの方にお越しいただきました。
にぎわうかいぼりブース
100祭公式キャラクターひゃっこちゃんも井の頭池の在来魚が気になる。
今回も井の頭かいぼり隊は再生しつつある池の現況を伝えるべく、ブース出展しました。そして新企画「かいぼりふかぼりクイズ」を実施。参加者に井の頭池かいぼりにまつわる7つの問題に挑戦してもらい、全問正解すると「かいぼりがわかる本」をプレゼント。展示をよーく読まなければ分からない問題もあり、今回参加者の全問正解率は20%でした。我こそは<かいぼり通>と思う方は、次回ぜひ挑戦してください。
クイズの答え合わせ中
さらに、かいぼり隊の普段の防除活動をお手伝いする「チョコッとかいぼり隊」も午前・午後の2回開催しました。今回からは事前申込み制としましたが、予想をはるかに上回る早さで定員80名に達して募集をすぐに〆切ました。さらに、当日キャンセルも無く、参加者の皆さんの熱心さにかいぼり隊も驚いていました。
カゴワナでどんな生きものが捕れたかな?
このハゼは何という種名かな?
かいぼり隊による生きもの解説コーナーも大人気です。
なお、今年のかいぼり隊によるアメリカザリガニ防除と池の生きものモニタリングは11月ですべて終了しました。
あとは来年1月のかいぼりと魚捕りを待つのみ。かいぼり隊は1月~3月のかいぼり&池干し中も展示やイベントを実施します。くわしくは当HPで日程等ご確認ください。

2017年11月29日(水)

かいぼり隊、陸に上がる ~生きもの豊かな湿地づくり~
かつての井の頭池には、池から陸へと岸辺が緩やかに傾斜し、水面と陸地の境界が不明瞭な湿地があったりして、水辺環境は複雑で多様でした。ところが現在の池岸は、垂直護岸で水深が深いため、浅場や湿地がほとんどありません。

浅場や湿地は、稚魚や水生昆虫などのすみかとなり、それらを食べる水鳥もやってきます。こうした生きものを回復させるには、かいぼり以外の取り組みも必要です。井の頭池に良質な湿地を増やして生物多様性を回復させるために、かいぼり隊が水辺の環境整備活動を行いました。

11月12日と19日の2日間、まずは既存の浅場のうち、植物が繁茂し過ぎて暗くなっている場所の手入れをしました。

お茶の水池のヨシ原を刈り取り更新しました。
刈ったヨシを陸へ搬出。来春には地下茎から若々しい芽が伸びてきます。
ヨシなどの抽水植物は、放っておくと生え方が過密になり、枯れ葉も堆積して、衰退していきます。定期的に刈り取ることで、ヨシ原の若返りを図ることができます。
低木の除伐。水辺に光が差して水草が芽生えてくるかも!?(弁天池)
池に慣れているかいぼり隊は、水中作業もなんのその(お茶の水池)
一方、こちらはトウネズミモチやシュロなどの外来樹が繁茂していた島。これらの常緑樹が光を遮って水面を暗くし、水草や湿地の植物の生育を阻害していました。これらの低木を除伐して明るい水辺環境を回復しました。
伐った材は池畔の土留め柵に。しっかり編み込みました(弁天池)

整備後の現在、この島では低木が減り、さっぱりした景色になっています。来春には、さまざまな植物が発芽することでしょう。期待通りに水草や湿地の植物が生えてくるでしょうか? またひとつ、井の頭池に気になる場所ができました。
1週間後、明るくなった岸辺でしきりに潜水するオオバン(お茶の水池)

お問い合わせ

建設局西部公園緑地事務所 工事課 0422-47-0192