井の頭池かいぼりのお知らせ(2015年度)

[2016年3月25日] かいぼり新聞 No.10「よみがえれ!!井の頭池!KAIBORI News」発行しました。

「かいぼり新聞」はこちらのページにてご覧ください。

[2016年2月9日] かいぼり新聞 No.9「よみがえれ!!井の頭池!KAIBORI News」発行しました。

「かいぼり新聞」はこちらのページにてご覧ください。
 

[2016年2月3日] キミも池底人になろう! 「いのかしら池底ツアー」~池底観察会のお知らせ~

弁天池かいぼりの際にご好評いただいていた池底ツアーですが、お茶の水池でも開催いたします!
普段は降り立つことのできない池底にあなたも降りられる!
弁天池で参加していただいた方も、お茶の水池ではまた違った風景が見られるかと思いますので、是非ご参加ください。
参加記念スタンプカードのポイントを一番多く貯めるのは誰だ?!

<いのかしら池底ツアーの概要>
2月6日~3月6日の土日祝日
午後1時から1時間程度
先着15名(事前予約不要)

集合場所:野口雨情歌碑に集合
持ち物:汚れてもいい服、長めの長靴(少し泥に沈みます)
参加費:30円(保険代)

※雨天中止。排水状況によっては、陸上からの観察ツアーになることがあります。
詳しくは、かいぼりステーション<かいぼり屋>へ!

いのかしら池底ツアーポスター(PDF:1.0MB)
 

[2016年1月7日]まだまだ続きます!かいぼり27【お茶の水池・ボート池・ひょうたん池】

井の頭恩賜公園100年実行委員会(構成:都・武蔵野市・三鷹市及び21関係団体)では、昨年11月に、都立井の頭恩賜公園にある弁天池で「かいぼり」を開始しましたが、続いてお茶の水池・ボート池・ひょうたん池においても、池の水質浄化・生態系の回復を目的として、以下のとおり「かいぼり」を行います。

対象池:
お茶の水池・ボート池・ひょうたん池(平成26年以来2年ぶりです。)

水抜き開始:
平成28年1月6日から徐々に水抜きを開始しています。

池干し期間:
平成28年3月上旬頃まで
(なお、弁天池については、以前お知らせしていた日程から変更し、3月上旬頃まで池干し期間を延長します。)

魚類等捕獲作業:
平成28年1月23日(土)・24日(日)
(23日(土)は、一般募集した「おさかなレスキュー隊」延べ120人が参加します。)

普及啓発:
現在弁天池のほとりに設置しているかいぼり屋<かいぼりステーション>を野外ステージ付近に移設します。1月下旬~3月中旬ごろまで、そこでは捕獲された池の魚の展示や“かいぼり隊員”のお話を聞くことができます。
また魚類等捕獲日には、下記のとおり環境省や東京都によるかいぼりと生物多様性に関する展示ブースも設置します。


 
平成28年1月23日(土)・24日(日)にお茶の水池・ボート池・ひょうたん池で魚類等捕獲作業を行います。この2日間は一般募集したボランティア「おさかなレスキュー隊」が活躍したり、外来種問題や生物多様性について学べるブースが設置されたりと、弁天池のかいぼりとは一味違ったかいぼりになります。
 寒い季節となりますが、井の頭公園での熱い取り組みを是非見に来てください!

『見て・学んで!井の頭池かいぼり スペシャル2days』について詳しくはコチラ(PDF 540KB)

※天候や排水の状況によっては、上記の実施日程が変更・中止になる場合があります。
 

[2015年11月10日] かいぼり新聞 No.8「よみがえれ!!井の頭池!KAIBORI News」発行しました。

「かいぼり新聞」はこちらのページにてご覧ください。
 

[2015年11月10日] 突如出現!巨大なカイツブリ

10月18日(日)に井の頭恩賜公園で井の頭100祭が開催されました。ローボートを装飾して展示する「ボート de アート」というコーナーに、かいぼり隊有志で出展しました。かいぼり隊のボート、名付けて「かいぼりの宝船」の目玉は、圧巻の大きさのカイツブリとモツゴ、トウヨシノボリ、ニホンイシガメといった池の在来生物を形どった張りぼて達。かいぼりによって池の環境が良くなり、たくさん棲めるようになった在来の水生生物を井の頭池の宝物に見立て、ボートに満載しました。
その大きさゆえに、製作には気合いが入りました。ワイヤーと段ボールなどを駆使して原型を作り、その上から障子紙を貼って、絵の具とニスを塗り上げます。楽しく作業を進めつつも、本物そっくりに仕上げようと時に真剣な眼差しを向けながら、巨大なカイツブリたちが完成しました。公園内に突如出現した「巨大な在来生物たち」は来園者の皆さまにも大人気! 今回のイベントに限らず、今後の活動でも活躍する予定です。
  • 貼ったり塗ったり、楽しく製作中
  • 完成した仮装ボート。名付けて「かいぼりの宝船」
100祭ではほかにもさまざまな楽しめる出し物がある中、かいぼりコーナーでは、昨年に引き続き、井の頭池に棲む生きものやかいぼり隊の活動についての紹介の展示、解説も行いました。池に棲む生きものを間近で見られる機会はなかなかないためか、多くの人にお立ち寄りいただき、井の頭池での取り組みや現状をお伝えすることができました。
 
かいぼりコーナーも大盛況でした!

[2015年11月5日] いよいよ始まります!かいぼり27

井の頭恩賜公園100年実行委員会(構成:都・武蔵野市・三鷹市及び21関係団体)では、都立井の頭恩賜公園の井の頭池で、池の水質浄化・生態系の回復を目的として、かいぼり25に引き続き2回目となる「かいぼり27」を行います!

日程
<弁天池>
水抜き開始:平成27年11月10日(火)から徐々に水を抜きます。
魚類等捕獲作業:平成27年11月21日(土)~23日(月・祝)
池干し期間:平成28年2月上旬頃まで
※護岸工事を合わせて行う予定です。

<お茶の水池・ボート池・ひょうたん池>
水抜き開始:平成28年1月14日(木) から徐々に水を抜きます。
魚類等捕獲作業:平成28年1月23日(土)~24日(日)
池干し期間:平成28年3月上旬頃まで

天候や、弁天池の護岸工事の状況によっては、上記の実施日程が変更・中止になる場合があります。

「かいぼり27」詳細はこちら(PDF 89KB)

東京都プレス発表はコチラ

[2015年10月28日]かいぼり隊 今月は研修三昧!

毎週行っているアメリカザリガニ防除活動のほかにも、かいぼり隊の知識や技術の向上のためにスキルアップ研修を行っています。今月は2回の研修がありました。1回目は10月4日(日)に日本赤十字社東京都支部さんから講師をお招きして、救急法基礎講習を受講しました。講義とグループでの実習を通して、傷病者を見つけた際の観察の仕方や心肺蘇生法、AEDの使い方等、一次救命処置などの基礎を学びました。活動の中では、もしもの時を作らないように、まずは予防することが第一ですが、万が一の時のための心構えができたことでしょう。
2回目は10月10日(土)に神奈川県立三ツ池公園(横浜市)でのかいぼりのお手伝いに赴きました。かいぼり隊が携わった主な作業は水たまりでの魚捕りです。井の頭池でのモニタリングで鍛えた網さばきで、想像を絶するほどたくさんのブルーギルやウシガエルのオタマジャクシを捕獲しました。池底での作業はかいぼりの時しか経験できません。1期生は約2年ぶり、2期生は初めての経験でしたが、来たる井の頭池でのかいぼりに備えて、作業の流れや池底の泥の上での身のこなし方などを身につけました。
  • 救急法基礎講習での実習の様子
  • 三ツ池公園かいぼりにて生きものを捕る隊員たち

[2015年10月20日] 2015年モニタリング速報 在来種の回復状況

2014年のかいぼりから約1年半が経過した井の頭池で、在来種の生息状況はどのようになっているでしょうか? 毎月行っているモニタリング調査結果からわかったことをお知らせします。

図は2014年と2015年の、張網による在来種の捕獲数を比較したグラフです。2014年1月から3月に実施したかいぼり直後の4月と5月には、張網に入る生きものはとても少ない状態でした。それに対して2015年はモツゴやエビ類がよく入っていた月もありました。2014年の春期は、かいぼりで保護した在来種を池に再放流しただけだったので、池にいる生きものの量が少ない状態でした。その後、初夏になってからモツゴなどの在来種が繁殖し、池全体の生物量が増加しました。ただ、2014年にはナマズの稚魚がたくさん確認されましたが、2015年には確認されていないなど、種によって、また年によって、繁殖状況に違いがあるようです。

今年の冬に予定されているかいぼりでは、どれくらいの在来種が捕獲されるでしょうか。前回のかいぼりからの在来種の回復状況を確認できるチャンスなので楽しみにしています。

 
かいぼりをした池(お茶の水池とボート池)の2014年および2015年の在来魚捕獲状況

[2015年9月16日] かいぼり隊新メンバーが増えました!

7月25日に井の頭かいぼり隊ボランティア説明会が行われました。19名が申込み、全6回の講習に励んでいます。(講習を終了すると、正式な隊員として登録されます。)
講習では井の頭池の水生生物の現状、水草の生態、普及啓発活動や外来生物法など、活動に必要な知識を学んでいます。8月22日には野外実習も行いました。胴長靴を着用して池に入り、アナゴカゴの引き上げとタモ網によるガサガサ(※)を実践。新メンバーにとって池での作業はこの日が初めて。最初は緊張していた様子でしたが、いざ水に入るとみな作業に夢中! 捕れた生きものを観察して特徴を覚えたり、先輩隊員の解説を聞いたりと楽しそうでした。
8月からはさっそく先輩隊員に混ざってアメリカザリガニ防除活動に参加しています。初めて乗るフローターに戸惑いながらも、ワナ上げを頑張っています。

※タモ網を使用した水生生物の採取方法のこと。水草や窪みの中にタモ網を突っ込んでガサガサと探って捕る。
 
  • ガサガサに集中する新メンバーたち
  • フローターでのワナ上げの様子

[2015年8月31日] かいぼり新聞 No.7「よみがえれ!!井の頭池!KAIBORI News」発行しました。

「かいぼり新聞」はこちらのページにてご覧ください。

[2015年8月18日] かいぼり隊の活動~透明度の測定~

井の頭かいぼり隊では新たな活動メニューとして池の透明度の測定を始めました。透明度は湖沼などの水域で使われる環境指標で、直径30cmの白色円板を水中に沈めていき、円板が見えなくなった深さを測定します。

5月から6月までの調査では、2014年1月にかいぼりを行ったお茶の水池とボート池では1.2m~1.8mまで円板が見えていました。かいぼりを行わなかった弁天池では0.8mまでしか見えなかったのとは対照的です。かいぼりを行った池では透明度が高く保たれていることがわかりました。
ちなみにお茶の水池とボート池では、円板が池底に到達してもまだ目視することができました。池をのぞき込んでも池底まで見えているように感じられないのは、池底の泥が茶色いので水が濁っているように見えてしまっているためです。
ところが、7月の記録的な猛暑と少雨が続く中、池でアオコが発生し始めました。その結果、7月にはお茶の水池とボート池でも透明度が大きく下がっています。
透明度板を沈めるかいぼり隊員
それでも、かいぼりを行った池と行わなかった池でこれだけはっきり違いが出たことは注目すべき点です。

今年度は弁天池でのかいぼりも予定されています。かいぼりの前後で透明度がどれだけ変化するのか、今からとても楽しみです。
 

[2015年8月3日] かいぼり隊 今年も頑張っています。

2015年度の井の頭かいぼり隊の活動がスタートしました!
4月から月2回のモニタリングと、週3回のアメリカザリガニ防除を行っています。
 昨年よりもアメリカザリガニ対策のワナの数を増やし、毎回68個を使用しています。

アメリカザリガニは昨年の初夏にスタートした防除活動によって減少しましたが、秋には再び増加の兆候が見られていました。今年の防除活動を再開した4月・5月には、昨年よりも多くの数が捕れていましたが、6月以降は減少してきています。
 
雨でも頑張っています!
モニタリングとアメリカザリガニ防除は、今年の冬に予定されているかいぼりの前まで継続します。特にアメリカザリガニは、かいぼりで池を干し上げても、泥の中に潜ってしまい捕ることができないので、最優先課題として防除に取り組んでいます。

[2015年4月15日] かいぼり新聞 No.6「よみがえれ!!井の頭池!KAIBORI News」発行しました。

お問い合わせ

建設局西部公園緑地事務所 工事課 0422-47-0192
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