井の頭池だより29 8月
- 更新日
2017年8月18日(金)
                      「第1回かわフェスタ」開催!~身近な川に親しみ学ぶ~
                     
                     
                      7月29日に「第1回かわフェスタ」が井の頭恩賜公園の野外ステージ前で開催されました。
「かわフェスタ」は東京都建設局河川部主催のイベントで、7月の河川愛護月間に合わせて今年初めて開催されました。
東京都や川にまつわる活動をしている団体がブース出展し、川の自然から歴史、構造物まで幅広く学べる企画が盛りだくさんでした。
模型を使って川の流れや土砂崩れの実験をしたり、神田川の昔の絵図と現在の写真を比較したパネル展示、川のフォトコンテストの展示など、どのブースも楽しく学べるように趣向を凝らしていました。
                     「かわフェスタ」は東京都建設局河川部主催のイベントで、7月の河川愛護月間に合わせて今年初めて開催されました。
東京都や川にまつわる活動をしている団体がブース出展し、川の自然から歴史、構造物まで幅広く学べる企画が盛りだくさんでした。
模型を使って川の流れや土砂崩れの実験をしたり、神田川の昔の絵図と現在の写真を比較したパネル展示、川のフォトコンテストの展示など、どのブースも楽しく学べるように趣向を凝らしていました。
                       川の流れの実験中。大人も楽しめる。
                      
                     
                       土砂崩れの防ぎ方を模型で学べます。
                      
                     
                      井の頭かいぼり隊もブース出展し、神田川の源流である井の頭池の自然再生の取り組みを知ってもらうために、池に棲む生きものの紹介やパネル展示を行いました。
また、毎回大好評のワナ上げ体験イベント「チョコッとかいぼり隊」も実施しました。
  
                     
                     また、毎回大好評のワナ上げ体験イベント「チョコッとかいぼり隊」も実施しました。
                       かいぼり後に増えている在来種を水槽に展示
                      
                     
                       かいぼり隊と一緒に引き上げたワナにはどんな生きものがいたかな?
                      
                     
                      井の頭池に棲む生きものの中には、川と密接に関わって暮らしているものもいます。
例えば、ニホンウナギやモクズガニなどは川を通じて海と源流を行き来しています。
しかし、多くの川には堰や落差工がたくさんあり、生きものが往来しにくい状況になっています。
「かわフェスタ」を通して身近な川に興味を持つ人が増え、都内の川や池が在来種にとって棲みやすい環境になるといいなと思います。
                     例えば、ニホンウナギやモクズガニなどは川を通じて海と源流を行き来しています。
しかし、多くの川には堰や落差工がたくさんあり、生きものが往来しにくい状況になっています。
「かわフェスタ」を通して身近な川に興味を持つ人が増え、都内の川や池が在来種にとって棲みやすい環境になるといいなと思います。
                       井の頭池で捕れたモクズガニ。
                      
                     
                       神田川の夕やけ橋の下流にある落差工。
                      
                     2017年8月10日(木)
                      地域の小中学生が環境学習に来ました
 
井の頭かいぼり隊の週末の活動日には、園路のベンチを利用して、池で捕れた生きものや活動に関するパネルなどの展示を行っています。
お茶の水池の七井橋寄りのベンチがおなじみの普及啓発場所です。
                     井の頭かいぼり隊の週末の活動日には、園路のベンチを利用して、池で捕れた生きものや活動に関するパネルなどの展示を行っています。
お茶の水池の七井橋寄りのベンチがおなじみの普及啓発場所です。
                       ベンチが展示スペースに早変わり
                      
                     
                       その日捕れた生きものをプラケースで展示しています
                      
                     
                       「生きもの展示中」や「井の頭かいぼり隊」ののぼりが目印!
                      
                     
                      ◆環境学習7月編◆
7月8日は、藤村女子中学校の生徒約60名が普及啓発場所を訪れました。
自然観察指導員東京連絡会(NACOT)主催の自然観察会の中で、池の自然再生の取り組みや現状を学びに来ました。
かいぼり隊員から解説を聞き、かいぼりによって大きな成果が上がっていることや、アメリカザリガニ対策や池水の水質悪化などさまざまな課題があることを学びました。
                     7月8日は、藤村女子中学校の生徒約60名が普及啓発場所を訪れました。
自然観察指導員東京連絡会(NACOT)主催の自然観察会の中で、池の自然再生の取り組みや現状を学びに来ました。
かいぼり隊員から解説を聞き、かいぼりによって大きな成果が上がっていることや、アメリカザリガニ対策や池水の水質悪化などさまざまな課題があることを学びました。
                       生きもの展示を食い入るように見る生徒たち(写真提供:井の頭かいぼり隊・渡辺博重氏)
                      
                     
                       かいぼりの成果を解説中(写真提供:井の頭かいぼり隊・渡辺博重氏)
                      
                     
                       井の頭池情報板で活動の様子を紹介(写真提供:井の頭かいぼり隊・渡辺博重氏)
                      
                     
                      ◆環境学習8月編◆
8月1日は、みたか学童塾ピボットキッズの小・中学生9名が課外学習に訪れました。
かいぼり隊のワナ上げの様子を見学し、実際にワナ上げも体験しました。
ピボットキッズはかいぼり27の際にも課外学習に訪れ、かいぼり中の池底を歩いて回りました。
その時と今回、両方参加してくれた子も何人かおり、かいぼり後の自然再生の様子に感心していました。
                     8月1日は、みたか学童塾ピボットキッズの小・中学生9名が課外学習に訪れました。
かいぼり隊のワナ上げの様子を見学し、実際にワナ上げも体験しました。
ピボットキッズはかいぼり27の際にも課外学習に訪れ、かいぼり中の池底を歩いて回りました。
その時と今回、両方参加してくれた子も何人かおり、かいぼり後の自然再生の様子に感心していました。
                       池岸からかいぼり隊のワナ上げを見学
                      
                     
                       「こんな生きものがいるんだ」と興味津々な子どもたち
                      
                     
                      井の頭池の自然を受け継いでいくために、地域の子どもたちが、少しでも身近な自然を気にかけてもらえるといいなと思います。
                     
                     お問い合わせ
                       建設局西部公園緑地事務所 工事課 0422-47-0192
                      
                     
                    記事ID:017-001-20240710-003670