井の頭池だよりR8 8月
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井の頭池のカメたち
井の頭池には、在来種のニホンスッポン(東京都レッドリスト 絶滅危惧I類)とニホンイシガメ(同 絶滅危惧IA類)が生息しています。
ニホンスッポンは、背面が滑らかで、鼻先や首が長いのが特徴です。ニホンイシガメは、甲羅の後ろ側がギザギザしています。ニホンスッポンはニホンイシガメよりも肉食性が強いものの、どちらも魚や水生昆虫、植物など、さまざまなものを食べます。双眼鏡があれば、少し離れた場所からでも、それぞれの姿や特徴を観察することができます。
晴れた日には、池の縁や浮島などで、カメがじっとしている姿を見かけることがあります。これは「甲羅干し」と呼ばれる行動です。日光を浴びて体を温めることで活動しやすくしたり、甲羅を乾かすことで藻類や細菌の繁殖を抑えたり、栄養素の生成をしたりと、健康を保つうえで大切な役割があります。
その一方で、井の頭池では外来種のカメについても長年対策が続けられ、現在も注視しています。代表的なものがミシシッピアカミミガメです。かつては200頭以上確認されていたものが、継続的な防除活動によって、近年では年間数頭を確認するまでに減少しています。
・在来種との交雑
・病気の持ち込み
・もともと生息していた生き物のエサやすみかを奪う
など、生態系にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
井の頭池の豊かな自然を未来へつないでいくためには、継続した外来種対策とともに、一人ひとりが飼育している生きものを最後まで責任をもって飼い、野外へ放さないことが大切です。
お問い合わせ
建設局西部公園緑地事務所工事課 0422-47-0364
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