井の頭池だよりR8 7月
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井の頭池のハゼたち
井の頭池には、ウナギやナマズ、モツゴ、ハゼ類などの水生生物が生息しています。
その中でもハゼ類は、池でよく見られる魚の一つです。
現在確認されているのは、ウキゴリ、クロダハゼ、ヌマチチブの3種です。
ウキゴリは他の2種と比べてやや平たい顔をしています。「ゴリ」はハゼの仲間を指す言葉です。名前の由来は、その習性にあります。多くのハゼ類は成長すると水底で生活しますが、ウキゴリは比較的「浮いているハゼ(ゴリ)」であることから、この名が付けられました。
クロダハゼは、下アゴが突き出ており、3種の中では最も小型です。そのため、より大型で競争力の強いヌマチチブに生息場所を奪われてしまうなどして、一時期は数を減らしていました。
ヌマチチブは、頬にある白い斑点と、胸ビレの付け根のオレンジ色が特徴です。この種は近年、井の頭池には本来いなかった「国内外来種」と判明し、2015年度から防除の対象となっています。
ウキゴリとクロダハゼは、2010年代前半まではあまり見られませんでした。ブルーギルやオオクチバスなどの外来魚による捕食の影響を受けていたためです。しかし、2013年度から3回にわたって実施されたかいぼりで外来魚が駆除されると、もともと井の頭池に生息していた生き物たちが次第に姿を見せ始めました。
※2013年度は張網によるモニタリングは実施しておりません
現在も「井の頭かいぼり隊」によるアメリカザリガニなどの外来種の防除活動が続けられ、井の頭池本来の豊かな水辺環境の維持・回復に向けた取り組みが進められています。
参考文献
1. 佐賀県立図書館 編『佐賀県の淡水魚―人と川と自然を考える―』佐賀県立図書館,pp.119, 130.
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建設局西部公園緑地事務所工事課 0422-47-0364
記事ID:017-001-20260907-015515