井の頭池だよりR8 6月
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井の頭池の浅場を彩る植物たち
井の頭池では、浅場に育つさまざまな植物を観察できます。
思わず触れてみたくなるような大きな小穂(しょうすい)が特徴なのは、ジョウロウスゲです。
茶色く細長い花穂(かすい)がソーセージのようなユニークな形をしているこの植物は、ヒメガマとガマです。弁天池の狛江橋付近の浅場で両種を見比べることができます。ガマの方が太く大きく、ヒメガマはやや細身で、雄花と雌花の間に隙間があることが見分けるポイントです。
同様の場所でコンペイトウのような愛らしい実をつけるミクリも見ることができます。
ここでご紹介した4つの植物は、すべて在来種ですが、井の頭公園にはその生育を阻害するような外来種の植物も生育しています。また、在来種であっても、一部の植物が増えすぎて広い範囲を覆い尽くしてしまうと、多様な植物が見られなくなってしまうことがあります。
こうした在来の植物が生育できる環境を維持するため、井の頭かいぼり隊は外来植物の抜き取りや、背丈が伸びた植物の刈り取り作業を行っています。これらの管理によって浅場の陸地化を防ぐとともに、背の低い植物にも日光が当たるようにしています。
植生が豊かな浅場は、ヤゴ類やエビ類のすみかとなるほか、鳥たちにとっても餌場や身を隠す場所になります。作業後の浅場には、ゴイサギやアオサギの姿も見られました。
植物の管理作業は、美しい景観を維持するだけでなく、多様な生きものが暮らせる環境を保つことにもつながっています。これからも、季節ごとに移り変わる浅場の草花や、そこに集まる生きものたちの様子をぜひ見守ってください。
お問い合わせ
建設局西部公園緑地事務所工事課 0422-47-0364
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