カスリーン台風(昭和22年9月)


 カスリーン台風は、昭和22年9月15日に山間部を中心に豪雨をもたらしました。9月16日には利根川の堤防が埼玉県の栗橋上流で決壊し、その濁流が数日後に東京都に達し、足立・葛飾・江戸川の各区は泥海と化しました。 

●水害記録
        年月
 区分
昭和22年9月
(1947年)
災害種別 カスリーン台風
(洪 水)
気圧(hPa) 992.5
時間最大雨量(mm/h) 34.7
総 雨 量(mm) 166.8
(13〜15日)
潮位(A.P.m) 2.50
浸水面積(Km2) 114.32
床上浸水家屋(戸) 80,041
床下浸水家屋(戸) 45,167
死傷者(人) 11
損害家屋(戸) 191

 ●金町駅付近
現在のJR金町駅北口 葛飾区東金町一丁目付近 金町駅に押し寄せる避難住民の群
現在のJR金町駅北口
葛飾区東金町一丁目付近
金町駅に押し寄せる避難住民の群