

建設局では、隅田川に架かる橋梁をはじめ、約1,250橋の道路橋を管理しています。橋梁は都市活動や都民生活を支える重要な都市施設であり、常に安全・安心に通行できるよう維持管理に努めています。
《1》橋梁の点検
点検には、道路巡回に併せて行う日常点検、5年に1回の頻度で行う定期点検、大雨や地震時などに行う異常時点検があります。 定期点検は、人間に例えると健康診断にあたり、定期的に橋の健康状態を把握し、必要な補修・補強(治療)が必要であるかを判断するもとになるものです。《2》長寿命化
橋の架替えには、莫大な費用がかかるため、架替え時期の平準化と総事業費の縮減が必要です。そのため建設局では、最新の技術によって橋の寿命を延ばす「長寿命化事業」に取り組んでいます。
平成22年度は、奥多摩町にある峰谷橋等で長寿命化事業に着手します。《3》予防保全型管理のさらなる推進
これまでに蓄積してきた点検データにより各橋梁の劣化特性を検証し、効果的な対策を適切な時期に行う予防保全型の橋梁管理を推進しています。 今後も予防保全型管理により、安全・安心の確保に努めていきます。
